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「県内最古の餅菓子店」と言われる、創業から170年以上愛されてきた名店。のし餅や笹団子、大福、おこわなど、新潟県産のもち米を使った商品を取り揃えている。

市川屋 七代目から八代目へ、代々受け継がれる「市川屋」の味

日本一の米どころの歴史ある餅菓子店

市川屋は、江戸時代・弘化4(1847)年に創業した、長い歴史を持つ餅菓子店。初代・市川吉蔵は、江戸の生まれ。新潟の市川家に婿に入った後、「米どころ・越後のお米で作った団子は、さぞかし美味しいだろう」と、江戸で食べ慣れていた団子を作ったことがはじまりだ。「餅菓子店」としては県内最古と言われている。新潟市の東堀通に店舗を構え、たくさんの地元民から愛されてきた名店だ。新潟名物の笹団子をはじめ、のし餅、大福、おこわなど、新潟県産のもち米を使った餅菓子を手がけてきた。2023年、多くのファンに惜しまれつつ閉店したが、新潟で飲食事業を展開する角中株式会社が2024年に事業継承。代々受け継がれる製法を守りながら、「市川屋の味」を届けている。七代目・市川匡さんからのれんを受け継いだ八代目・小林和博さんは、「昔から慣れ親しんだ市川屋の味を、未来につなげていきたい」と、熱い思いを語る。

新潟土産の定番「笹団子」のこだわり

新潟県の名物として親しまれる「笹団子」。もともとは、それぞれの家庭で手作りされるものだった。新潟土産の定番として定着したのは、昭和39(1964)年の新潟国体が開催された頃。それ以来、店舗ごとにそれぞれの味を追求してきた。市川屋の笹団子にも、もちろんこだわりがある。新潟県産の「こがねもち」と「コシヒカリ」をブレンドした、市川屋専用の米粉を使用。村上市・岩船産のヨモギをたっぷりとつき込んだヨモギ餅で、さっぱりとした甘さに仕上げた北海道産小豆100%のあんこを包む。一つずつ手作業で笹で団子を包み、特注で製造したセイロで蒸し上げたら完成だ。手間を惜しまず、素材にこだわり、余計なものは入れない。素材の風味を最大限に活かすため、笹が団子から剥がれやすくする油も使用しない。これが、市川屋のこだわりだ。

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生産者紹介

八代目:小林和博
八代目小林和博

角中株式会社の社員として、飲食業界で働く。2024年、惜しまれつつ閉店した餅菓子店「市川屋」の事業を角中が継承。市川屋の七代目・市川匡さんの思いを受け継ぎ、八代目としてのれんを掲げる。「新潟で生まれ育った私たちにとって、市川屋の味は、唯一無二のものでした。新潟の誇るべき歴史や美味しさを、絶やさず未来につないでいきたい。そんな思いから、私たちは後継者として名乗りをあげました」と、小林さん。市川屋の歴代店主が受け継いできた味わいを届けていく。

店舗詳細

店舗名称 市川屋
住所 新潟県新潟市中央区鐙1-5-15