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長岡市の蔵元「朝日酒造」の物販店。日本酒をはじめ、惣菜やスイーツがずらりと並ぶ。中でものっぺや鮭の昆布巻などの郷土料理は、「懐かしい味わい」と人気を集めている。

酒楽の里あさひ山 お酒の試飲コーナーも好評

お酒のアテや惣菜を取り揃える

「酒楽(さら)の里あさひ山」は、長岡市の朝日商事が運営する物販店。関連会社・朝日酒造の代表銘柄「久保田」「朝日山」をはじめ、お酒に合うおつまみや惣菜を販売している。日本酒やそばを提供する食事処「あさひ山 蛍庵」を併設していることもあり、週末は観光客で大賑わいだ。朝日商事の創業は1980年。当時は飲食店経営が主な事業だったが、やがて物販店やオンライン販売にも力を入れるようになったという。創業当時から一貫して掲げているコンセプトが、「新潟の郷土の味を残す」。そのため、物販店や食事処のラインナップには「新潟の家庭料理」を商品化したものが多い。

板前が手作りする新潟の郷土料理

物販店に並ぶ惣菜のほとんどは手作り。プロの板前が腕をふるっている。中でも人気を集めているのが、新潟の郷土料理の数々。たとえば、「のっぺ」。貝柱の出汁をベースにし、里芋やごぼうなどの根菜類を煮た、新潟を代表する郷土料理だ。製造責任者の高橋賢さんは、「うちは素材の旨味を引き立てるため、薄味で仕上げています。里芋から出るぬめりが効いていますね」と、こだわりを見せる。ほかにも、鮭のまち・村上市で親しまれる「鮭の昆布巻」、骨までやわらかく煮込んだ「棒鱈煮」などをラインナップ。どれも「昔懐かしい家庭の味」「素朴な美味しさ」と、絶賛されている。

蔵元の酒を活かしたスイーツ

「酒楽の里あさひ山」のラインナップの目玉は、日本酒や惣菜だけではない。蔵元の酒を活かしたスイーツも注目だ。「越後の地酒ケーキ」は、朝日酒造の清酒「朝日山」をたっぷりと含ませた一品。一晩寝かせることでお酒の風味が生地にしっかりと染み込んでいる。口の中でふわっと溶けるような独特の食感が美味しい。コシヒカリのさっぱりとした味わいが人気なのは、吟醸酒粕を使用した「酒粕アイス」。酒粕ならではのまろやかさとコシヒカリのつぶつぶ食感が魅力だ。

  • 酒楽の里あさひ山
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生産者紹介

製造責任者:高橋 賢
製造責任者高橋 賢

長岡市出身。調理師専門学校を経て、朝日酒造の関連会社「朝日商事」に就職。10年以上にわたって、新潟や東京の割烹にて板前を務めた。「東京では6店舗をオープンして、統括店長を務めながら料理の腕を磨いてきました」と、振り返る。そして、2020年に食品OEMの会社を設立。「現在は、あさひ山惣菜ブランドの製造を請け負っています。」と、高橋さん。長年の経験で培った「余計なものは使わない」「素材の味を活かす」「手作りを大切にする」といったこだわりを貫き、日々、越後の料理と向き合っている。

店舗詳細

店舗名称 酒楽の里あさひ山
住所 新潟県長岡市朝日584-3