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豊かな自然に囲まれた魚沼市の菓子店。看板商品の米粉バウムクーヘン「魚沼の木」は地元産コシヒカリを使用。素朴で優しい味わいは、食べた人の心を温める。

お菓子工房まるみや 魚沼の豊かな自然に囲まれた店舗

自然の恵みを生かした菓子を提供

越後三山など2000m級の山々がそびえる魚沼市。豊かな自然に囲まれ、新潟県屈指の豪雪地帯として知られている。「お菓子工房まるみや」は、大正時代末期ごろから続く菓子店だ。地元魚沼の自然の恵みを生かした、素朴で心温まるお菓子を製造、販売している。看板商品である米粉のバウムクーヘン「魚沼の木」は、ブランド米「魚沼産コシヒカリ」を100%使用。しっとりとした食感とほのかに感じられる米の甘みが特長だ。地元からだけでなく、県外から買い求める客もいるという。他にもロールケーキやシュークリーム、米粉のカステラやクッキーなどを製造。職人が心を込めて作った多彩なお菓子たちが、店頭に並んでいる。

菓子を通じて魚沼産コシヒカリをPR

様々な菓子を提供するお菓子工房まるみや。米粉を使った洋菓子を作り始めたのは、2007年ごろから。魚沼産コシヒカリをPRしてその需要を高めようとする、市を挙げての取り組みの一環だったという。当時はカステラやクッキーなどにして販売。オーナーパティシエ・椛澤(かばさわ)司さんは「最初のころの米粉は粗かったけど、年々製粉の技術が上がってきました」と振り返る。18年ごろから、椛澤さんの好物でもあるバウムクーヘンに挑戦。店内を改装して、専用のオーブンを導入した。温度300度にもなるオーブンの前に立ち、一層一層丁寧に焼き上げている。さらに新潟県のブランド木材「越後杉」をイメージしたハードバウムクーヘンを発売。米粉のバウムクーヘンの知名度は徐々に向上してきているという。椛澤さんは「バウムクーヘンやお菓子を通じて、魚沼のお米を知ってもらいたい」と力を込めた。

  • お菓子工房まるみや
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生産者紹介

オーナーパティシエ:椛澤 司
オーナーパティシエ椛澤 司

魚沼市出身。東京の専門学校で和洋菓子について学んだ後、新潟市の洋菓子店で約6年経験を積んだ。その後魚沼市に戻って実家を継ぎ、4代目としてお菓子作りと向き合う日々を送る。キャラクターのデコレーションなど「お客様の希望に沿うお菓子を作れた時が一番嬉しい」とやりがいと語る。地元魚沼市をPRしたい思いも強い。看板商品の米粉のバウムクーヘンで使う原料を、地元産の食材を使うなどして改良していきたいという。「お菓子を通じて、魚沼産コシヒカリや魚沼の魅力を多くの人に知ってもらいたいです」と笑顔で話した。

店舗詳細

店舗名称 お菓子工房まるみや
住所 新潟県魚沼市親柄492-10