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見て良し、食べて良しの果物にファン多数!多角的な視点から次世代の「くだもの屋」へ挑戦する若きファーマーに期待大!

くだもの屋にへじ 美しさとおいしさを兼ね備えた果物を育てる

商品としての果物を作る「くだもの屋にへじ」

日本最古の梨園地である月潟地域で、桃やいちじく、ル・レクチェなどの果物を栽培している「くだもの屋にへじ」。江戸時代より15代続く果物農家だ。県内の果実品評会で表彰の経歴を持つ程の腕前でありながら、「くだもの屋にへじ」として創業したのは平成24年のことである。15代目渡辺直樹さんが、父親である14代目悦夫さんの「確かな技術」から生まれる果物を、価値ある「商品」として、より多くの人に認めて欲しいと思ったことがきっかけだ。今では15代目も共に栽培に携わり、美味しさはもちろん、見た目の美しさにもこだわった果物は、生産が追いつかないほどの人気商品となっている。

選ばれる果物。くだもの屋にへじの掲げる「二つの福」

「果物を美味しそうと思うのは、美しい見た目があってこそ」と考える15代目。くだもの屋にへじが求める果物の姿は「商品としての果物」なのである。美しい見た目に期待以上の味。その二つを兼ね備えた果物で、「視福(しふく)と口福(こうふく)を届ける」ことが、にへじのモットーだ。そのために必要なのは、タイミングを逃さずに果樹の世話をするということ。時期によっては、夜間にまで作業することも一度や二度ではない。しかし、手間を惜しまずに、時間を掛けて育て上げた高品質の果物であればこそ、直売所やイベントでお客様の手が次々にのびるという。選ばれる果物、それがくだもの屋にへじのクオリティなのだ。

地域を支える農業を作る

美しい果樹の花が咲き誇る故郷の風景を、次世代に繋いでいきたいという思いから家業を継いだ15代目。果物を栽培する職人としての腕を上げる傍らで、「地域のためにできることを」とめざましく活動している。地元の小学生を対象に、梨の袋かけ体験や収穫体験、出張授業を行うこともその一環である。また、SNSを活用しながら、特に主婦層を対象として短時間でも気軽に働ける場所を提供したいと話す。月潟と果樹を愛する15代目が、月潟の農業の未来を作っていく。

  • くだもの屋にへじ
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生産者紹介

15代目:渡辺直樹さん
15代目渡辺直樹さん

日本最古の梨園地である月潟地域で江戸時代から続く農家の長男として生まれた。幼少期には、緑多い果樹園を走り回って育ったが、家業を継ぐ気にはなれなかったという。それは親の背中を見て農業の難しさを感じ取っていたからだ。「農業は継がない」と決め、工業系の高校、大学に進学したのち、民間企業へ就職。しかし、故郷の梨畑・桃畑が次々と廃園になっていく状況を耳にし、美しい故郷の姿を次世代に残せるのは「農家の長男である自分だ」と思うようになった。そして30歳にして就農し、新潟県農業大学校で一から農学を学び始めた。
今では「商品としての果物」づくりに勤しみ、接客販売をしていた前職の経験を生かして、直売所やイベントなどへ積極的に出店している。「今後は品評会への参加を始めとして、研究や視察の回数も増やし、知見をより深めていきたい」と語る。また、「常に新しい取り組みを試しながら、栽培技術の革新を図っていきたい」とも。アグレッシブな直樹さんだが、あだ名はなんと「いちじく王子」。月潟、そして果樹たちを愛する果物の王子様なのである。

店舗詳細

店舗名称 くだもの屋にへじ
住所 新潟県新潟市南区西萱場149