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「枝豆・茶豆」の予約受付が始まりました

山間地集落、長岡市一之貝の民家に築かれた「特定非営利活動団体UNE」。大自然の豊富な資源を活かしながら、お米をはじめ、くろもじ茶やどぶろくなどを生産する。

特定非営利活動法人UNE 海外からも来訪者が集まるグローバルな活動にも注目

UNE設立のきっかけは、中越地震による被災

当時、長岡市議会議員であった代表の家老さん。中越地震で被災したことをきっかけに、人々が日常から助け合えるようになっていかなければならない、と意識し始めた。特に山間地域では、避難勧告が出ても避難できないような人々が多く居た。被災した高齢者や障がい者などには救援が届きづらく、配給も少なかった。このような事態に対して、「政治家として弱者への支援が失われている状況を変えたい。生活困窮者を最優先に助けたい」と家老さんは考えた。後に、古民家に築かれた「UNEHAUS(ウネハウス)」は、障がい者や高齢者、健常者、若者など、どんな人でも、1人1人が誇りを持って共に学び、自立することを目的とする施設として、現在も、毎日多くの人で賑わっている。

自然豊かな地域「一之貝(いちのかい)」

新潟県長岡市の山間地域「一之貝」。市街地からは車で30分ほどに位置する。棚田や木々が広がり、自然が豊かな地域である。一之貝地域では、古くから豊富な澄んだ水を利用して、美味しいお米や野菜など農産物を盛んに生産してきた。2007年からは首都圏の大学生などの地域おこし協力隊と手を組み、「田んぼアート」として水田に稲で絵柄を描く活動を行っている。

全国だけでなく、海外にも出会いをつなげる

近年では、メキシコ、ネパール、アメリカなど海外の人々も多く訪れている。薬草を探しに出かける「薬草散歩」や、地元食材を使った美味しい料理を振る舞い、一之貝地域のことを紹介する。他にも、各々の国について紹介し合う時間を設けるなど、グローバルに国際交流も行なう。また、大学生や市外の人たちを集め、「ランチミーティング」として時には餃子パーティーなどを催すことも。 日本全国だけでなく、海外からも多くの人々をUNEHAUSにお迎えし、グローバルなコミュニティを目指している。国は違えど、同じ人間であることを再認識し、多彩な価値観に触れられるのがUNEHAUSの魅力である。

  • 特定非営利活動法人UNE
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生産者紹介

代表:家老 洋
代表家老 洋

新潟県長岡市中沢町出身。大学卒業後、ドイツに渡って農業を学び、駐在員として農業実習生の指導を行う。地元に戻り、長年市議会議員として活躍していたが、中越地震での被災を受け、生活困窮の人々や農業、地域を支えなければと決断。特定非営利活動法人UNEを設立し、代表理事に就任した。「障がい者や高齢者など、全ての人々が誇りをもって仕事ができる社会を作りあげることを目的とし、今後も一之貝の文化を受け継いでいきたい」と語る。ドイツでの経験を生かし、自らが通訳となって外国人の受け入れも積極的に行っている。

店舗詳細

店舗名称 特定非営利活動法人UNE
住所 新潟県長岡市一之貝869番地