新潟直送計画からのお知らせ

2024年度大型連休期間の営業スケジュールについて

ドイツソーセージやハムを専門に加工・販売する店。本場から仕入れた香り高いスパイスで作るソーセージは、ジューシーかつ肉厚食感でリピーターの心を掴んで離さない。

メッツゲライ テラ 併設カフェはスイーツも好評。女性客に人気

自家製ドイツソーセージの専門店

ソーセージといえばドイツの国民食で、美味しさはもちろん、種類の多さも世界一。その数、なんと1500種類以上にのぼる。そんなドイツソーセージを専門に製造しているのが、新潟市東区のメッツゲライ テラだ。代表の寺田和正さんが、本場ドイツで食べ歩き、特に感銘を受けたものを厳選。スタンダードなウインナー・ハム・ベーコンをはじめ、ブランド豚「純白のビアンカ」を使ったぐるぐる巻きのソーセージ、ハム感覚で食べられるスライスソーセージなど常時45種類ほどを販売している。また、定番のみならず、変わり種が多いことも人気の秘密。たとえば、日本のギョウジャニンニクの風味に似たドイツのハーブ「ベアーラオホ」を練り込んだソーセージ。豚肉の旨味と香り高いハーブの相性が抜群だ。寺田さんは、2011年オープン当初を振り返り、「ドイツソーセージは新潟ではあまり馴染みが無かったため、客足は少なかったですね」と語る。しかし、少しずつ口コミが広がり、「一度食べたら忘れられない美味しさ!」とリピーターが増加。昨今は、キャンプブームの波もあり、バーベキュー用の食材としてソーセージを買い求める客も多いという。

ボリューム満点のランチプレート

メッツゲライ テラは、ドイツソーセージをふんだんに盛り付けたランチプレートを提供している。看板メニューは、厚切りのローストポーク。豚の肩ロースを特製ダレに1週間漬け込み、香草をまぶして香ばしく焼き上げた一品だ。直径9cmのソーセージを厚切りステーキ風にしたザウマーゲンも人気。じゃがいもを練り込んで焼き上げ、ホクホク食感に仕上げている。どれも「普段食べられない特別なランチ」と、幅広い年齢層から大好評。代表の寺田さんは、「ドイツのソーセージはとにかく豪快。満足していただけるボリューム感にこだわっています」と語る。

絶品ソーセージを生み出す職人技

代表の寺田さんは、ドイツ食肉マイスターのもとで身に付けた本場の伝統製法でソーセージを製造している。特にこだわっているのは、本場ドイツから仕入れたスパイスと挽肉を練り合わせる作業。ソーセージは、丁寧に練り合わせることで、味がよく馴染み、プリッとした食感が生まれるという。とはいえ、美味しいソーセージに仕上げるためには、肉の温度管理がとても大事。寺田さんは「常に10℃以下にキープしないといけないんです」と語る。時間をかけ過ぎると肉が熱を持ち、温度が高くなってしまい、味が落ちる上に食感もボソボソになるのだとか。そのため、時には氷で冷やしながら、手の感覚で肉の温度を見極めていく。職人ならではの繊細な技だからこそ、濃厚で噛みごたえのある肉厚ソーセージに仕上がるのだ。

  • メッツゲライ テラ
  • メッツゲライ テラ
  • メッツゲライ テラ
  • メッツゲライ テラ

生産者紹介

代表:寺田和正
代表寺田和正

大阪府出身。大学卒業後、北海道の食品メーカーに就職し、ソーセージとハムの商品開発を担当。研修で訪れたドイツにてソーセージを食べ歩き、肉やスパイス、ハーブの組み合わせで全く違う味に仕上がるソーセージの奥深さに衝撃を受ける。その体験がきっかけで、5年間務めたメーカーを退職。茨城のドイツ料理専門店「ハンス・ホールベック」での修業を経て、2011年に独立。新潟市東区にてメッツゲライテラをオープンする。店名は、自身の苗字と、ドイツ語で「お肉屋さん」を意味する「メッツゲライ」を組み合わせてネーミング。「まだまだ日本では馴染みが浅いドイツソーセージを一人でも多くの人に味わってほしい」と語っている。

店舗詳細

店舗名称 メッツゲライ テラ
住所 新潟県新潟市東区中木戸50-4