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伝統の味を守り続ける長岡市栃尾地区の老舗「佐藤豆腐店」。厳選された大豆と菜種油で作られる栃尾の油揚げは全国からお客さんが訪れる大人気商品です!

有限会社 佐藤豆腐店

守り続ける伝統の味

新潟県長岡市の栃尾地区に古くから伝わる名物「栃尾の油揚げ」。通常の3倍はあろうかという大きな油揚げで、外はパリッと中はフワッとした食感が特徴。今では新潟を代表するご当地グルメとして全国的に認知されている。そんな栃尾の油揚げを昭和の初期から3代にわたって作り続けるのが佐藤豆腐店だ。創業当初は日用雑貨を販売する傍ら豆腐と油揚げを製造していたが、徐々にその人気が高まり、昭和53年より豆腐と油揚げのみにシフトした。初代の頃から大切にしているのは品質第一という考え。油揚げ作りは生産性を上げるためにおからがカラカラになるまで豆乳を絞るのが通常だが、余計な雑味も抽出されてしまう。そこで佐藤豆腐店では豆乳を優しく絞ることにしている。実際に工場でおからを触ってみると、まだまだ搾れるほど豆乳が残っている。また、これまでに最新の機械を導入したこともあったが、味が変わってしまったために、再度古い機会を導入し直した。生産効率を追い求めるのではなく味にこだわり続ける佐藤豆腐店だからこそ長く愛され続ける製品を作ることができるのだ。

道の駅で営業する売店も大盛況

創業当初から約100年にわたって地元で愛され続ける佐藤豆腐店は、栃尾地区にある道の駅「R290とちお」にも店舗を構えており、12月31日と1月1日以外は毎日営業している。土日には観光客が、平日には晩ご飯のおかずを買いに来る主婦が列を作る。いつ行っても揚げたてが食べられるということで評判を呼んでいる。

ご当地グルメで街を元気に

古くから新潟県内で愛されてきた栃尾の油揚げだが、近年ではテレビ出演をきっかけに全国から多くの観光客が訪れている。そんな盛り上がりを見せる栃尾地区の中で、個性豊かな多くの油揚げ店がしのぎを削っているが、その中でも佐藤豆腐店が作る昔ながらの油揚げは不動の人気を誇っている逸品。今後も訪れた観光客に自慢の油揚げを提供し、栃尾地区を盛り上げるきっかけにしたいと考えている。

  • ご飯のおかずにピッタリの栃尾の油揚げ ご飯のおかずにピッタリの栃尾の油揚げ
  • 菜種油で2度揚げ 菜種油で2度揚げ
  • 串に刺して油を切ります 串に刺して油を切ります
  • 3種類の大豆をブレンド 3種類の大豆をブレンド
  • 道の駅「R290とちお」では揚げたてを提供 道の駅「R290とちお」では揚げたてを提供
  • 定番はネギとカツオ節をトッピング 定番はネギとカツオ節をトッピング
  • チーズトッピングも美味しい! チーズトッピングも美味しい!

生産者紹介

3代目社長:佐藤伸哉
3代目社長佐藤伸哉

長岡市栃尾地区で昭和初期から約100年続く老舗「佐藤豆腐店」の3代目社長。地元の高校を卒業後、自動車部品メーカーの営業担当を経て22歳の時に入社。2010年には父親である2代目の後を継ぎ社長に就任した。入社当時は自分の理想とする味に仕上げることができずに悔しい想いもしたが、一緒に働く弟さんや2代目の頃から勤めるベテラン社員に助けられ、今では長年のお客さんにも喜んでもらえる製品づくりが出来ていると話す。中でも、厳選した大豆と菜種油を使用した栃尾の油揚げはテレビ放映の影響もあり、全国からお客さんが訪れる程の人気商品。今後も昔ながらの味を守りながら、この油揚げを武器に地元である栃尾地区を盛り上げたいと考えている。

店舗詳細

店舗名称 有限会社 佐藤豆腐店
住所 新潟県長岡市金町2丁目3番11号
定休日 不定休