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魚沼市十日町で40年にわたってこだわりの漬物を作り続ける株式会社幸源。「懐かしい食卓の味」を体現した漬物は味自慢の名品が勢ぞろい!

幸源 魚沼地方で親しまれる昔ながらの味を全国へ

昭和の食卓を思い起こす懐かしい味

新潟県魚沼市十日町。株式会社幸源は、新潟県内でも特に雪深いこの 地で、八海山系の良質な水を使用した漬物製造を行っている。その始まりは昭和53年。主な事業に据えたのは、「これからは女性が勤めに出る時代。漬物を手作りする家庭は減っていくだろう。」という時流が発端であった。やがて、幸源が製造した漬物は地元のスーパーで販売され、キュウリのぬか漬けや白菜の浅漬けキムチが評判を呼び、次々と固定客を獲得。現在は、通年では野沢菜漬、夏季には茄子漬をメインに製造・販売を行っている。

地元を愛し、愛される漬物

味自慢の幸源の漬物。「懐かしい味」は、手作りによって実現している。魚沼の冬の食卓に欠かせない野沢菜漬は、季節ごとに産地を変え、常に美味しいかぶ菜を仕入れている。中でも、6月下旬~10月上旬は津南高原、10月上旬~12月上旬は魚沼と、新潟県産のかぶ菜を使用。収穫したその日の内に漬け込み、低温多湿の魚沼の気候下で静かに発酵させる。そして、この野沢菜漬で幸源の顔とも言える味付けが「煮干し醤油」だ。煮干しダシの効いたまろやかな風味は、どこか懐かしく素朴でやさしい創業当初からの味。夏と冬で漬け込み時間を調整するなどの努力を続け、40年間変わらない美味しさを維持している。

魚沼の郷土食「きりざい」の製造をスタート

新たなニーズに応えるために、魚沼の郷土食「きりざい」の製造も開始した。きりざいとは魚沼地方の郷土料理。一説には「小さく切った野菜」が語源とされ、地元では学校給食にも登場するほどポピュラーな食べ物である。客の年齢層が上がってきたことを考慮して、近年、幸源でもきりざいの製造・販売を手掛けるようになった。白菜やなめこなど、入れる具材は各家庭により様々だ。幸源のきりざいは、野沢菜・大根・人参・ごまが入り、味付けはまろやかな煮干し醤油で仕上げている。納豆と混ぜて、白飯にかけて食べるのが、定番かつ最も美味しい食べ方。また、豆腐にのせたり、チャーハンの具材にしたりとアレンジも万能だ。日が経つと味が変化し、より味わい深くなるところもきりざいの魅力の一つ。お客様に喜んでもらうことを一番大切にしている幸源。これからも「懐かしい味」を守り、そして食卓に届け続ける。

  • 幸源
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生産者紹介

代表取締役:桜井康司
代表取締役桜井康司

新潟県魚沼市(旧広神村)出身。三人兄弟の長男として生まれる。大工である父の影響で、高校卒業後は特殊家具職人の道へ。やがて、既に幸源で働いていた妻・美樹子さんと出会い、結婚を期に幸源へと入社する。それまで漬物は食べず嫌いであったが、幸源の職人気質にはすっかり魅せられてしまった。結局、"作ること"が好きなのだと桜井さんは笑顔で語る。また、お客様に喜んでもらえることが一番のやりがいであり、営業や配達を通してお客様の声を聞くことが楽しみなのだそう。今後も夫婦で協力し合い、こだわりの詰まった「幸源の漬物」の美味しさを伝えていく。

店舗詳細

店舗名称 幸源
住所 新潟県魚沼市十日町360-5