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新潟市にある製餡所「あんフーズ新潟」。市内の餡作りの職人達が立ち上げた餡専門店である。究極の餡から作られた水ようかんは、ギフトで大人気!

あんフーズ新潟 独自製法で小豆の旨さを最大限に引き出す「あんフーズ新潟」

全社員が餡職人。職人のぶつかり合いからこだわりの餡が生まれる

2010年創業の「あんフーズ新潟」は、新潟市江南区に社屋を構える製餡会社で、同市内の他製餡所と合併して設立された。ただ、合併したとはいえ社員はわずか6人。全社員が職人である。職人一人一人に餡製造の方法やこだわりがあり、当初は職人同士がぶつかり合うことが多々あったという。しかし、そのぶつかり合いは、やがて新しい「あんフーズ新潟」としての形、そして味を作り上げた。 それぞれの培ってきた技術を結集させて出来た「基本」に忠実に、餡作りへ向き合い、いつでも自信を持ってこだわりの餡を提供している。

「作って終わりではない」「餡が菓子に変わるまで」

あんフーズ新潟の取引先には、新潟県内の有名菓子店が多くある。職人の手で作り上げられた餡は、菓子職人の元で和菓子となり、私たち消費者まで届く。「作り上げた餡が、他の人の手によりお菓子となり、自分が食べる時に面白さを感じる」と岡田代表。生地に包まれた餡を食べると、餡の舌触りの良さをより一層感じることができるという。「餡を作って終わりではない」。その姿勢があるからこそ、あんフーズ新潟の餡は、数々の和菓子店から支持されているのだ。

小豆を知り尽くした餡職人が手がける「水ようかん」

「親父が水ようかんを作りたいって言ってたんだよな〜」。 製餡所であるあんフーズ新潟が、和菓子を作り始めたきっかけは些細なことだった。 和菓子作りの知識がないところからのスタートだったが、だからこそ小豆そして餡の美味しさが伝わる水ようかんを目指して、自由に試行錯誤ができた。 サラリとした口どけで、優しい甘さに、小豆そのものの味。餡の美味しさにスポットを当てた水ようかんは、直売所やギフトとしても人気となっている。 妥協を許さない餡作りと共に、常に新しい試みをしていくあんフーズ新潟。餡の炊ける心地よい香りが、今日も社屋を包んでいく。

  • あんフーズ新潟
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生産者紹介

代表:岡田茂憲さん
代表岡田茂憲さん

新潟市中央区本町三番町「岡田製餡所」。物心つく前から岡田さんの側には餡作りがあった。将来はあんこやになるのだろう、とは心のどこかで感じつつも大学へ進学し、卒業後は民間会社へ就職。洗剤の研究や営業をしていた。そんな矢先に父親が体を壊し、店を継ぐことに。あんこやに生まれたとはいえど未経験であったため失敗も多かったそうだ。しかし、ここで運命の出会いが訪れる。たまたま新潟を訪れていた四国の職人が「うちで修行しろ」と声をかけてくれたのだ。今でもお師匠さんと慕う四国の職人のもとでの修行経験は、岡田さんを支え続ける大切な礎となっている。合併を経て設立された「あんフーズ新潟」では、岡田さんや妻の典子さんを中心に、元来の餡作りにとどまらず、和菓子作りも行っている。最近では娘婿の裕さんも入社したことで心強く思っているそうだ。
「何でもやってみようとする親父だったんだよね」。そう自分の父親について語る岡田さんの姿は、職人見習いとして奮闘する娘婿の裕さんからも同じように見えているに違いない。

店舗詳細

店舗名称 あんフーズ新潟
住所 新潟県新潟市江南区曙町4-3-6