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ナチュラル天然水を使用した商品を展開する清涼飲料水メーカー「胎内高原ハウス」。徹底した品質管理により安全性を追求し、地元産の原材料にこだわった商品化に取り組む。

胎内高原ハウス 株式会社 2019年4月に新設された第二工場。観光地「胎内川河川敷千本桜」沿いに位置する

自然豊かな採水地「胎内市」から贈る天然ミネラルウォーター

胎内高原ハウス株式会社は、山々から流れるミネラル豊富な原水にこだわった商品を製造・販売する清涼飲料水メーカーだ。お茶を製造する第一工場と、水を専門とする第二工場を構えるのは、新潟県の北部に位置する胎内市。飯豊朝日連峰の雪解け水を集め、日本海へと注ぐ「胎内川」が流れる自然豊かな街である。商品の中でも力を注いでいるのが、天然ミネラルウォーター「胎内高原の水」だ。胎内川の伏流水から水を採取し、添加物の使用や成分加工を一切せず、自然本来のおいしさを生かした安全な水を提供している。徹底した管理体制を維持するために、あえて少人数で運営し、商品の品質や安全性を守っている。

日本でも指折りの軟水「胎内高原の水」

WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインで、0~60mg/L未満が軟水と定義されているのに対し、胎内高原の水は14mg/Lの超軟水。国内でも指折りの低硬度で、爽やかな清涼感のある口当たりだ。お茶やコーヒーの抽出水に加え、赤ちゃんの乳飲料としても安心して利用できると好評と得ている。他にも、炊飯時に使用すると、米がミネラル豊富な水をたっぷりと吸収し、いっそう美味しい炊き上がりになるといわれている。和洋中どんな料理にも合うが、特に和食との相性が良く、素材の旨味を最大限に引き出してくれるという。

こだわりの天然水で新商品の開発

中越大震災や東日本大震災を経て、災害時における備蓄水への関心が高まるにつれて、胎内高原ハウスでは、6年間保存可能な「災害時備蓄用飲料水」を商品化。水の製造を専門とする第二工場では、天然水を二種類のフィルターでろ過することで、異物・細菌を除去し、保存可能期間を延ばしている。ボトリングする前には圧力をかけながら加熱殺菌し、美味しさを損なうことなく安全に充填。比較的頑丈な容器を使用することで、地震や台風など自然災害においての破損を防ぎ、非常時にも安心して飲めるように努めている。他にも、第一工場では、厳選した国産茶葉を用いたむぎ茶や緑茶、丁寧に抽出した烏龍茶などをメインに製造・販売。胎内市産の軟水により、柔らかい飲み口かつ香り高いお茶に仕上げ、老若男女に愛される製品を提供する。以前までは、第一工場のみで製造を行っていたが、製造量を増やし、胎内高原水の魅力をさらに広めるために第二工場を増設。新たなる発展を目指し、フレーバーウォーターの開発にも取り組む。地域の魅力を伝えるため、社員一丸となって奮起する胎内高原ハウスの今後に注目が集まる。

  • 雪解け水を海へ運ぶ胎内川 雪解け水を海へ運ぶ胎内川
  • 第一工場(左)と第二工場(右) 第一工場(左)と第二工場(右)
  • 硬度14度の超軟水 硬度14度の超軟水
  • 炊飯におすすめ 炊飯におすすめ

生産者紹介

第二工場 工場長:水澤裕
第二工場 工場長水澤裕

胎内市出身。地元で働きたいという気持ちが強くあり、2009年に胎内高原ハウスに就職した。前工場長を始めとした様々な人からノウハウを教示してもらい、安全性の高い製品づくりに従事してきた水澤さんは、現在第二工場の工場長を務めている。胎内市の活性化を含め、地元に愛される商品づくりを活動の軸とし、そのためにも安心かつ美味しく飲める飲料製品を提供し続けている。今後は、工場の生産能力を向上させ、新商品開発を進めていく。

店舗詳細

店舗名称 胎内高原ハウス 株式会社
住所 新潟県胎内市宮久1096番地
営業時間 8時~17時
定休日 土・日・祝日