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【2019年12月】臨時休業について

上越市吉川地区で農業を営む山本農園。一番の人気を誇る「はさがけ米コシヒカリ」や、越の丸ナス、オータムポエムといった野菜など、幅広い作物の生産・販売をしている。

山本農園 天日干しにより、自然の力で乾燥を促す「はさがけ米」

田園風景のシンボル「はさがけ米」を夫婦で栽培

上越市にある山本農園を営むのは山本智恵子さん・光男さん夫妻。家族や地域の人たちと共に、和気あいあいと農業を行っている。取り扱う商品は多種多様。自慢のコシヒカリを始めとし、20種類以上の農作物を生産するだけでなく、スズメバチの焼酎漬けや門松といった意外なものまで製造・販売する。中でも一番の人気を誇るのが「はさがけ米コシヒカリ」。「はさがけ」とは、木材や竹などで作った「稲架(はさ)」と呼ばれる柱状のものに、刈り取った稲を掛けて天日干しにすることで、自然乾燥を促すことを指す。古くからお米の生産量が多い新潟県では、田んぼの横に稲架が立ち、稲が干されていることが田園風景のシンボルだった。しかしながら、基本的には全てが手作業で、多くの労力を必要とする。近年では機械を使うことが増えたため、取り組む農家は減っているのが現状だ。ただ、手間を要する分、はさがけ米の美味しさは格別。時間を重ねて水分を蒸発させていくため、旨味成分がしっかりと閉じ込められた美味しいコシヒカリになる。その美味しさと希少さから「幻のお米」とも呼ばれているほどである。

ハウス内での養液栽培により、効率よく美味しい作物を育てる

山本農園では野菜の栽培に、肥料を水に溶かした「培養液」で作物を育てる「養液栽培」を導入している。一般的な栽培方法では、「畑を耕し畝を立てる」、「定期的に水や肥料を与える」、「こまめに除草する」など、数々の作業が必要となる。一方の養液栽培では、必要最低限の土壌に専用のパイプを通し、中に培養液を流しながら、成長速度によってその量を調節する"だけ"となっている。といっても、その調節量の見極め自体は非常に難しいが、作業にかかる負担は少ないことから、効率よく生産量を増やすことが可能だ。また、この養液栽培はハウス内で行われており、天候や気温に左右されることなく、作物の生産に専念することができる。急な台風や厳しい寒さといった外的なストレスを受けることもないため、山本農園の野菜たちはすくすく伸び伸びと育つのだ。それゆえ、栄養成分が最大限に引き出され、本来の甘み・旨味を一杯に堪能できると好評だ。

環境保全に取り組む県認定の「エコファーマー」

山本農園は「生産者の顔が見える農業、そして、お客様の心と生産者の心が通じ合える農業」を目指し、安全・安心な農作物を作り続けている。消費者の心と通じ合うために、まずは作物と心を通わせることを大切にしているのだという。山本さんの朝は「おはよう!お水をあげるよー!」と作物に声をかけるところから始まる。そして、作業しながらも声かけは続く。「話しかけると思ったように元気よく育ってくれる」という。また、「自分が元気よく育てた作物を多くの人に食べてもらいたい。お客様と心を通わせるためにも、まずは自信を持って提供できる作物を育てている」と、持ち前の笑顔で語ってくれた。安全・安心な農作物を作るために、有機物資源などの再生可能資源を利用し、地球環境に負荷の少ない栽培を実践している。そのような環境保全を目指した取り組みが評価され、県からエコファーマーの認定を受けた。減農薬・減化学肥料に努め、人と環境、どちらにも優しい農業が農園最大の持ち味だ。多くのこだわりや目標を、終始笑顔で話してくれた山本さん夫婦。農園の米や野菜が愛されているのは、夫婦の朗らかで優しい人柄もあるのだろうと感じずにはいられない。

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生産者紹介

山本智恵子
山本智恵子

上越市出身。農家に生まれ、幼少期から農業に触れて育った。夫の光男さんと結婚し、本格的に農業を開始。義父から栽培についてを教わったという。現在は光男さんと夫婦で農園を営んでおり、野菜の栽培や販売の窓口を担当している。農作物を育てることについて「手をかけた分だけ応えてくれる。我が子のように育てているが、農業は一年周期。成功も失敗も次の年に活かせるのが楽しい」と語る。そして、「自分で育てた作物で、餅やこんにゃくなどの加工品作りに挑戦してみたい」と、意気込みも示してくれた。

店舗詳細

店舗名称 山本農園
住所 新潟県上越市吉川区片田406-2
アクセス