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新潟市西区小針の農家に嫁いだ2人で立ち上げた「むらさきfarm」。農家として作物を生産するだけでなく、加工・販売までを一貫して行う「農業の6次産業化」を目指す。

むらさきfarm 農家の嫁・樋口さんと仲由さん

農家に嫁いだ2人が目指す「新しい農家の形」

新潟市西区小針の農家にそれぞれ嫁いだ仲由ひと美さんと樋口由美子さんが、2人で立ち上げた「むらさきfarm」。もともと旦那同士が幼馴染ということもあり、家族ぐるみでの付き合いがあったという2人。2017年から自分たちで育てた野菜の販売をはじめる。その翌年には、自分たちで生産した「赤しそ」をシロップに加工した「しそっ娘ちゃんジュース」を商品化。むらさきfarmでは、1次産業としての農業・2次産業としての製造業・3次産業としての小売業を総合的に行う「6次産業」を目指している。自分たちで資料を作って営業に回り、委託販売店舗を開拓していった。地道な努力の結果、現在では、地元で人気の直売所「いっぺこーと」「キラキラマーケット」「新潟ふるさと村 わくわくファーム」などでも販売。また、居酒屋やカフェなどの飲食店では、「しそっ娘ちゃんジュース」を使った焼酎割り・ジェラート・ジュースといったコラボメニューの提供も。「今後も、さまざまな飲食店さんとのコラボメニューを考案していきたい。うずまきのソフトクリームをのせたフロートとか!」と楽しそうに話している2人の姿が印象的だった。

女性ならではの視点を活かした商品開発

むらさきfarmが手掛けた、しそシロップ「しそっ娘ちゃんジュース」。もともと仲由さんの義母が20年以上前から作っているレシピを参考にしている。長年作り続けてきたレシピを受け継ぎ、仲由さんなりのアレンジを加えて、香り高くスッキリとした味わいに仕上げたという。さらに、女性ならではの視点で考案した商品のネーミングとパッケージにもご注目。仲由さんの娘が原案を出したというキャラクター「しそっ娘ちゃん」があしらわれた可愛らしいパッケージは、幅広い年代の女性から好評だ。瓶詰めして化粧箱に入れた贈答用は、大切な方へのギフトとしても喜ばれている。

  • むらさきfarm
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生産者紹介

代表:仲由ひと美
代表仲由ひと美

村上市出身。実家が兼業農家で、小さいころから農業に触れてきた仲由さん。結婚を機に、嫁ぎ先の農業を手伝いはじめる。「自分の食べたい野菜を自分で作りたい」という思いがあったそうで、自宅の畑を借りて園芸品の栽培を開始。その後、農家仲間の樋口さんと一緒に「むらさきfarm」を立ち上げ、「しそっ娘ちゃんジュース」を商品化。生産・加工・販売を一貫して行う、農業の6次産業化に力を入れている。「今後はネット販売にも注力して、自分たちが作った商品を全国の人に楽しんでもらいたい。自信をもって送り出せる商品を作っています」と語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 むらさきfarm
住所 新潟県新潟市西区小針3-15-29