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村上市にある食の工房「里山工房ふくふく」。代表自ら目利きして収穫した山菜は、県内外問わず好評。妻の発想で誕生した加工品の数々も人気だ。

里山工房ふくふく 代表・野澤始さんと、商品開発担当の妻・キヨミさん

夫婦二人三脚で村上の山菜を収穫・販売する

村上市にある「里山工房ふくふく」は、山菜やキノコの販売や、地元の食材を使った加工品の製造を手掛けるお店。2018年、代表・野澤始さんと妻・キヨミさんが、自分たちで採ってきた山菜を販売するために創業した。春のシーズンには、2~3日おきに山菜採りへ出かけ、大ぶりの山菜を採取する。「翌年以降も安定的に収穫ができるよう、小さいものは採らないようにしています」と、野澤さんはこだわりについて語る。収穫した山菜は、大きさはもちろん、香り・旨味も良いと、地元の直売所で大人気。遠方からわざわざ取り寄せるリピーターも多いという。評判が評判を呼び、地元温泉旅館や、箱根の有名ホテルの食材にも採用されている。

「自分が食べたい×食文化の継承×安心安全」がコンセプトの商品開発

地元の食材を使った加工品も手掛ける里山工房ふくふく。とち大福・よもぎ大福・干し柿チョコレート「くろ太のしっぽ」・山菜のオリーブオイル漬け等を展開している。中でも「とち大福」は、山菜に次ぐ人気商品で、のぼりを出せば列をなすほど人気だ。これらの商品は、すべて妻のキヨミさんの発想で誕生したのだそう。加工品作りのこだわりについて、「地域の食文化を守ること・自分が食べたいと思うもの・保存料や着色料など添加物を使わないこと。この3つを大事にしています」と、キヨミさん。今後は、「いなかのごっつぉ」をその場で食べられるような飲食店を開きたいそうだ。

  • 里山工房ふくふく
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生産者紹介

代表:野澤 始
代表野澤 始

村上市旧神林村出身。高校卒業後は地元の酒蔵「大洋酒造」に入社。定年退職までの42年間、配送や営業の仕事をしていた。定年後、2018年に里山工房ふくふくを創業。創業後は、主に営業担当として、地元の直売所や小売店へ商品を卸したり、商談会へ参加したりしている。営業活動を行う中でも、シーズンになれば夫婦で山菜採りに勤しむ。「お客さんからいただく美味しいの声が常に励みになります」と、野澤さん。「今後は、販路を広げて、色々な方に村上の山菜の美味しさを知ってほしい」と、山菜への想いをにじませる。

店舗詳細

店舗名称 里山工房ふくふく
住所 新潟県村上市松原町1-3-23