予約注文：令和7年度米 魚沼産コシヒカリ「星峠棚田米」（棚田栽培）

標高約400mに位置する「星峠の棚田」。さまざまな大きさや形の田んぼが広がっています。季節によって多彩な表情を見せ、十日町市に点在する棚田の中でも人気のある場所。なかでも、春先と晩秋に見られる「水鏡」は絶景で、その美しい風景を眺めようと多くの人が訪れます。今回は、そんな美しい棚田で育った「魚沼産コシヒカリ」をご紹介。香り・ツヤ・粘り・弾力・甘み、どれをとっても抜群です。そのままでもおいしいですが、おかずの味わいも引き立ててくれます！贅沢感あふれる味わいに心が満たされますよ。

山々に囲まれた棚田は、昼夜の寒暖差が大きいことが特徴です。日中はたっぷりの日差しを浴び、気温がグッと下がる夜間に養分を蓄えることで、甘みの強いお米に仕上がります。また、ミネラル分を多く含んだ雪解け水もおいしさの秘密。生活排水がまったく入らない清らかな水が、栄養素が流れにくい粘土質の土壌に流れ込み、たっぷり吸収されます。こうすることで、もっちりと弾力のあるおいしいお米に成長していくんです。

高齢化や担い手不足が進み、景観の維持が年々難しくなっている棚田。「先人の培った知識や技術を受け継ぎ、棚田のお米と景色を次世代へつなぎたい」と、星峠の棚田を守る会は2013年に発足しました。「棚田を守るためには、ここで育ったお米をより多くの人に購入して食べていただくことが大切です」と、会長の粂井さん。送料や販売手数料を除いたお米の売り上げの25％を、景観整備や棚田を維持管理するための保全費用に活用。また、全国から米作りや保全活動に参加したい人を募集して「守り隊」を結成し、稲作体験などを通じて棚田の魅力に触れてもらう活動も行っています。