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果樹栽培が盛んな聖籠町で、いちご・ぶどう・メロンなどを栽培している観光果樹園。笑い声が絶えない、やさしい雰囲気の農園で、県内各地からリピーターが訪れる。

Ripi farm 相馬さん家族とスタッフのみなさん

ずっとリピートしてもらえる農園を目指す

県内でも有名な果樹産地として知られる聖籠町。この地で観光果樹園を営む「Ripi farm(リピファーム)」は、新潟県のブランド苺「越後姫」をはじめ、ぶどうやメロンなどを栽培している。Ripi farmという可愛らしい農園名には、「一生のリピーターになってもらえる農園にしたい」という、代表・相馬絢子さんの想いが込められている。「ありがたいことに、リピート率がすごく高いんです。入院中にどうしてもうちのぶどうを食べたくて、外出許可をもらって来てくれたお客さんもいらっしゃいます」と、相馬さん。生産している果物はもちろん、スタッフや農園のファンで毎年訪れるお客さんも多いという。そんなRipi farmで飛び交うのは、「いらっしゃいませ」「こんにちは」ではなく「ひさしぶり」「元気だった?」という挨拶。「果樹園のオープン時期は、ひさしぶりにお客さんと会う恒例行事みたいになっています。それが楽しみなんですよね」と、笑顔で語る相馬さんを見ていると、ファンになる人の気持ちがよくわかる。

作物の生命力を活かして栽培する「栄養周期栽培」

代表・相馬さんの実家は、もともと聖籠町の観光ぶどう園。現在は、その園地を引き継ぐ形で、Ripi farmとして両親や夫とともに約50種類以上のぶどうを育てている。園内には種あり巨峰をメインに、シャインマスカット・紅瑞宝・クインニーナなど、さまざまな品種のぶどうが並ぶ。栽培のこだわりは、「栄養周期栽培法」に取り組んでいること。これは、相馬さんの祖父がぶどう園をはじめた頃から実践している栽培方法。必要以上の肥料は与えずに、ぶどうの生命力を活かして育てる方法だ。また、ぶどうの樹を見てみると、枝が自由に伸びている様子がうかがえる。「剪定はしますが、基本的に自由にさせています。極力ぶどうにストレスがかからないようにしていますね」と、相馬さんは語る。こうして育てたぶどうはとても濃厚で、「ぶどう本来の美味しさを味わえる」と、多くのリピーターから評判。この「作物の生命力を活かす」という考え方は、越後姫やメロンなど、ぶどう以外の作物にも応用されている。

  • Ripi farm
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生産者紹介

代表:相馬絢子
代表相馬絢子

聖籠町出身。観光ぶどう園を営む果樹農家に生まれる。「両親が大変そうなのを見ていたので、ぶどうの栽培はしたくなかったんです。ずっと越後姫を育ててみたいと思っていて、Ripi farmを立ち上げました」と、相馬さん。現在は越後姫やメロンのほか、両親や夫とともにぶどうの栽培も行なっている。「ずっとやりたくないと思っていたぶどうの栽培ですが、最近ようやく面白いと思うようになりましたね。試行錯誤しながら、両親から栽培方法を学んでいます」と、相馬さんは語る。モットーは「作物にも人にもやさしい農業」。「栽培している果物、働いてくれているスタッフ、お客さん、みんなに寄り添える農園にしたいと思っています」と、やわらかい笑顔で語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 Ripi farm
住所 新潟県北蒲原郡聖籠町二本松997