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燕市で金属加工業を営む「M-line」。自動車部品や精密機械部品の製造を手掛ける傍ら、得意の加工技術を活かしてチタン板を加工しペンダントトップを制作している。

M-line 精密部品加工を得意とする会社がチタンペンダントを手掛ける

金属加工一筋で真摯に部品づくりと向き合う

新潟県のほぼ中央に位置しものづくりの町として知られる燕市で、金属加工業を営む「M-line」。主に企業から委託されての精密部品製造などをしている。特に細かい部品の加工を得意とし、その加工技術には定評がある。代表の渡辺氏が「M-line」を立ち上げたばかりで企業からの委託が少なかった頃に、試しにと思いペンダントトップを制作してみたのがチタンアクセサリー作りの発端だった。チタンは加工が難しく、製品として仕上げるまでには知識と経験に基づく熟練の技が必要だ。渡辺氏はより良いものを生み出せるよう、試行錯誤を続けながら仕事と向き合う。

チタンの加工に挑戦

「M-line」がチタンの加工に携わるようになったきっかけは、たまたま取引先からチタンの板を譲り受けたことがきっかけだった。当時、本業の仕事がそれほど混み合っておらず時間に余裕のあった渡辺代表は、同業者からたまたま譲られたチタンの板をなんとか加工して販売できないかと考えた。チタンの加工は、チタン自体がとても硬い素材であることや、加工時に火が出やすいなどの理由から難しいと言われるが、渡辺代表は「難しいからこそやりがいを感じる」と話す。始めは試行錯誤を要したペンダント作りも、デザインから加工、磨きに至るまですべてを一人で担い、遂に完成度の高い商品が出来上がった。

  • M-line
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生産者紹介

代表:渡辺勝実
代表渡辺勝実

燕市出身。地元の高校を卒業後、金属を扱う材料店にて22年間務める。その後、独立して「メタルライン」を設立。前職の経験と人脈を活かして機械部品の加工などを手掛けてきた。さらに事業の幅を広げようとチタンアクセサリーの製造を手掛け始めたのは10年程前。チタン加工は難しいと言われるが、一枚の板、限られた設備の中でよりよいデザインを生み出し、形にしていくことにやりがいを感じるという。今後も自分のアイディアから生まれた製品を世の中に送り、評価してもらいたいと意気込む。

店舗詳細

店舗名称 M-line
住所 新潟県燕市杣木1961-10