新潟直送計画からのお知らせ

2024年度大型連休期間の営業スケジュールについて

新潟市中央区で、小麦パンや玄米パンを手掛ける「パン工房ドリームハウス」。主に官公庁や病院の売店などで毎朝手作りのパンを販売し、多くのファンを獲得している。

パン工房ドリームハウス 玄米パンを求めて、郊外からもファンが訪れる

親子で切り盛りする、パン工房

新潟市中央区のパン工房ドリームハウスは、代表の市川さんと弟、母の3人でパン作りや販売を行う、町のパン屋さん。創業のきっかけは、聴覚障害のある息子(市川さんの弟)の働く場所を作りたかったという母の親心だった。もともとパンやケーキを焼くことが好きだったという母が、趣味の域から脱して、プロとしてパン作り・販売を行うため、新潟市内の老舗ベーカリーで修行。2004年の創業当初は、新潟市の本町市場で移動販売していたほか、店頭での販売も行っていた。現在は官公庁や病院の売店に焼きたてのパンを届けて販売する卸売りがメインだが、代表として長男の市川さんが加わってからは、通信販売への参入を進めるなど、販路を拡大している。

栄養価の高い「玄米パン」を製造

パン工房ドリームハウスでは、全部で50種類以上のパンをラインナップ。中でも、国産玄米を使用したパン作りに力を入れている。玄米パンは、「米」の特徴であるもっちりしっとりとした食感が特徴。焼いたり温めたりすると、「炊きたてのご飯」に似た、ほんのり甘い香りが漂ってくる。その味わいや食感でファンになる人も多く、常連客が遠くからも買い物に訪れる。また、玄米の「ぬか」の部分に含まれるビタミンや食物繊維をまるごと摂取できることも魅力で、栄養価の高さからも注目が集まっている。

  • パン工房ドリームハウス
  • パン工房ドリームハウス
  • パン工房ドリームハウス
  • パン工房ドリームハウス

生産者紹介

代表:市川和弥
代表市川和弥

新潟市出身。高校卒業後、トヨタ自動車に入社し、完成車両の検査などを担当。国土交通省の認可を受け、安全性や性能のチェックを担っていた。車が好きで、仕事は天職と感じていたが、母と弟で切り盛りするパン工房ドリームハウスを一緒に盛り上げようと、退社を決意。全くの別分野となる「パン職人」への転職を決めた。退社後は、新潟市内の人気パン屋「麦の穂」で3年間の修行。ゼロからパン作りを学び、2012年、家業のパン工房ドリームハウスに代表として加わった。前職の経験もあり「失敗したもの、納得のいかない商品は絶対に売らない」という強いこだわりがあり、パンの品質には絶対的な自信を持っている。やりがいは「自分の作ったパンを食べてくれるお客さんと顔を合わせること」。今後は、ネット販売にも力を入れ、全国に自慢のパンを届ける。

店舗詳細

店舗名称 パン工房ドリームハウス
住所 新潟県新潟市中央区夕栄町4485