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全国有数の米どころ・魚沼郡津南町で、養豚や畑作に勤しむ老舗農家。40年間続けてきた養豚で得られる「栄養満点の堆肥」を使い、旨みの凝縮した野菜を育てている。

株式会社鬼や福ふく 朝4時に収穫する、甘さ抜群の「鬼もろこし」が自慢!

自然を活かし、養豚から畑作まで手広く行う

コシヒカリの産地として全国的に有名な魚沼地域。「津南町」は、その中にあって野菜作りに適した土地として知られている。栄養分を豊富に含んだ雪解け水と、昼夜の激しい寒暖差が、どんな野菜も美味しく育ててくれるのだ。この地域に、農家「鬼や福ふく」はある。もともと、「島田農園」という名前で養豚業をしていた「鬼や福ふく」は、なんと40年続くベテラン農家。「津南町の恵まれた環境」と、「養豚で得られる栄養抜群の堆肥」を活かすために、アスパラやにんにくなどの野菜も栽培しはじめた。中でも人気なのが、社名の由来になっている「鬼もろこし」。毎年、熊に畑を荒らされていたことから、「熊に負けずに、強く美味しく育ってほしい」という願いを込めて名付けたという。そんな鬼もろこしは、甘さたっぷり。平均的なとうもろこしの1.5倍、ぶどうやバナナに匹敵する「糖度19」を誇る。

旨みと甘みが凝縮された、こだわりの鬼もろこし

社名の一部にするほどの自信作「鬼もろこし」。品種選びから栽培、出荷方法にいたるまで、生産者のこだわりが詰まっている。品種は、いろいろなとうもろこしを食べ比べ、「恵味」を選んだ。「甘みが強く、一粒一粒がやわらかい」「食べた後にのどにエグみが残らない」のが特徴で、長野県からもってきたという。「味は最高」である反面、身体は弱く、雨や風にさらされ倒れてしまうことも多い。そんな「恵味」を、「熊にも負けない鬼もろこし」に育てるためには、たくさんの工夫と手間が必要だ。とうもろこしの好む「弱酸性の土壌」を作るために、酸性強めな土壌に「アルカリ性の石灰」をまく。そこに、「栄養豊富な発酵飼料」を食べた豚の出す堆肥を使い、甘みをさらに強める。そうして丹念に育てたとうもろこしを、「旨みと甘みが最も凝縮されている朝4時」に収穫。鮮度を保つために「立てた状態」で出荷。ここまで手間暇かけて、「恵味」は、ようやく「鬼もろこし」になる。

  • 株式会社鬼や福ふく
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生産者紹介

代表:島田福一
代表島田福一

「島田農園」の名前になる前から、代々農家を営んできた家系であり、島田さんはなんと19代目だという。家業に一所懸命に取り組むことを使命だと考え、高校卒業後すぐに就農。牛飼いをしていた叔父や、青年団で出会った豚飼いの影響もあり、畜産を志すようになる。「まずは養豚をやろう」と決心すると、富山県の養豚場で1年間の修行を積み、島田農園を開いた。もう40年以上前の出来事であり、長年かけて蓄積してきたノウハウで、美味しい豚や野菜を育てている。家族で守ってきた農園は年々大きくなり、今では従業員を雇うほどになった。

店舗詳細

店舗名称 株式会社鬼や福ふく
住所 新潟県中魚沼郡津南町上郷宮野原1249