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魚沼市で2020年に新規就農した果樹農家。30品種ほどのブルーベリー栽培を手掛けている。ブルーベリー狩りを気軽に楽しめる観光農園を目指して日々奮闘している。

Maries Farm 水田の囲まれたブルーベリー園

豪雪地帯で育つ大粒のブルーベリー

2000m級の山々に囲まれ、全国有数の豪雪地帯である新潟県魚沼市。魚沼産コシヒカリの中心的な産地として、米どころ新潟を支えている。そんな米作りが盛んな地域で、ブルーベリー栽培に挑戦しているのが果樹農家「Maries Farm(マリーズファーム)」だ。代表の関遼さんが実家の水田を整備して農園を構えた。2022年現在、24品種約千本のブルーベリーを育てている。丹精込めて育てたブルーベリーは大粒で甘く、ジューシーな果汁が味わえる。またブルーベリーの他にもラズベリーも栽培。市内の洋菓子店と連携して、ラズベリーを使った洋菓子の販売なども行っている。

魚沼を発信する観光農園に

米どころ魚沼市でブルーベリーを栽培するMaries Farm。関さんの実家は兼業の米農家。ブルーベリーに挑戦したきっかけは、「魚沼を訪れた人に、直接来てもらえる観光農園を作りたかったから」と語る。就農する前から、様々なブルーベリーとラズベリーを仕入れ、品種を選定。土づくりや剪定方法など試行錯誤しながら、徐々に本数を増やしている。栽培のこだわりは土づくりだ。酸性の土を好むブルーベリー。果樹は地面に直接植えず、ピートモスという酸性の土をコンテナに入れて栽培している。一から始めたブルーベリーだが、「品種によって個性があり、果樹をどう成長させていくか試していくのが楽しいです」と微笑む。2022年にはブルーベリー狩りができるように農園を整備し、7月から観光農園としてもスタート。「魚沼でブルーベリー狩りを定着させて、ブルーベリーがあると知ってもらいたい」と目標に向けて一歩ずつ歩みを進めている。

  • Maries Farm
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生産者紹介

代表:関 遼
代表関 遼

魚沼市出身。実家が米作りをする兼業農家だったこともあり、農業を学ぶために新潟大学農学部に進学した。大学院卒業後は、農業関係の仕事でノウハウを学び、2020年に「Maries Farm」を立ち上げた。ブルーベリー栽培は一からの挑戦だったが、すぐその奥深さに魅了された。「品種ごとに個性があって、土作りや剪定(せんてい)を試行錯誤をしています。それに応じるように木が成長していくのが面白いです」と語り、年々手応えを感じているという。2022年7月から観光農園としてブルーベリー狩り体験をスタート。「ブルーベリーの本数や品種を増やしていって観光農園を知ってもらいたい。魚沼にもブルーベリー狩りを定着させたいですね」と笑顔で話した。

店舗詳細

店舗名称 Maries Farm
住所 新潟県魚沼市中原460-4