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金属加工の町、燕三条やすり製造を始めて約120年。技術と伝統を受け継いだ職人が一本一本手作業で、シンプルかつ高品質な爪やすりを製造し続ける。

(有)吉田ヤスリ製作所 江戸時代から続く吉田ヤスリ製作所

江戸時代から続く歴史ある製作所

新潟県の中央に位置する燕市で、明治後期から工業やすりの製造を手掛けてきた吉田ヤスリ製作所。昭和30年から初代社長の「吉田仙七」の名を冠した「吉田仙七ヤスリ製作所」として爪やすりの製造を始め、約120年もの間、技術と伝統を受け継いだ職人たちが爪やすり作りに向き合ってきた。かつては多くのやすり職人がいたが、今やその数が激減。燕市では、吉田ヤスリ製作所の吉田さん親子を含めて数人しか残っていないという。その伝統の灯火を消さないためにも、吉田さん親子はひたむきに製造を続け、新たな試みも取り入れながら地場産業を盛り上げていく。

親子二人三脚で新たな価値を生み出す

吉田ヤスリ製作所は現在、7代目の実さんと8代目となる息子の尚史さんの親子2人で切り盛りしている。実さんはこれまで職人として機械の前に座る傍ら、外回りの営業活動なども全て一人でこなしていたが、2017年から息子尚史さんが当時就いていた医療福祉関係の仕事を辞めて家業であるやすり製作を手伝うようになる。尚史さんが加わったことによりこれまでOEM(委託者ブランド名製造)が中心だった製造から自社商品をブランド化し、小売にも力を入れていこうと方向転換。ロゴやパッケージのデザインにも力を入れ、より多くの人に手に取ってもらえるよう新しい風を吹かせる。

  • (有)吉田ヤスリ製作所
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  • (有)吉田ヤスリ製作所
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生産者紹介

7代目:吉田実
7代目吉田実

新潟県燕市出身。吉田ヤスリ製作所の7代目として生まれる。幼い頃から両親のやすり製造を身近に見てきた実さんは「いつか自分も」との気持ちが強く、地元の高校を卒業すると自然に家業を手伝うように。そして大量生産のやすりでは表現できない高品質の製品を世に出すことに誇りを持ち、この道40年以上となった。近年は8代目となる息子の尚史さんと共に小売にも力を入れていて、地場産業を守り続けること、より多くの人に自社の製品を届けることを目標としている。

店舗詳細

店舗名称 (有)吉田ヤスリ製作所
住所 新潟県燕市中央通2丁目1-12-2