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新潟市北区で、米専用肥料「米杜氏」の製造、販売を行う株式会社壱成。県内で米杜氏を用いた米栽培の指導を行い、新潟が誇る美味しい米を全国へ届ける。

株式会社 壱成 多事業に取り組みながら、次世代へバトンを繋いでいく

肥料と米の製造、販売を行う株式会社壱成

新潟市北区で肥料と米の集荷、精米、販売を主に行っている「株式会社 壱成」。1998年に肥料の専門会社として創業し、2003年に安全安心な上質米を生産するため、水稲専用肥料である「米杜氏(こめとうじ)」を開発。その後は米杜氏を使用した米作りに力を入れ、「米杜氏米」として販売を行っている。
米杜氏を用いた米作りは、約250人の契約生産者が担っており、新潟県の各地で行われている。壱成では、契約水田すべての土壌分析を実施し、それぞれの土に合わせた肥料設定を作成する。また、壱成独自の栽培体系をマニュアル化し、1年を通して栽培管理をしている。その中で、月に数回の勉強会を開催。生産者と共に稲の生育状況を観察し、記録を行う。そして、美味しい米の栽培方法などをデータに基づいて共有していく。良い稲穂が実るよう、できる努力は怠らない姿勢がうかがえる。

壱成独自で開発した肥料「米杜氏」

壱成の早川代表曰く、「米の美味しさを左右するのは土壌」である。そのため、壱成は自社開発した肥料「米杜氏」を用いた、栄養満点な土壌作りにこだわっている。土壌管理を徹底し、新潟の豊かな自然で育った「米杜氏米」は安心で安全な品質に加え、上品な味わいが特徴だ。
壱成が販売する「米杜氏」は、有機成分50%以上の特別栽培米専用肥料。「杜氏」とは本来、酒蔵の最高製造責任者のことであり、「日本酒のプロ」という意味である。つまり「米杜氏」という名前は、「米作りのプロ」であるという自信と、その名に恥じない栽培をする決意を表している。

「感動を共有すること」を大切にする、早川代表

壱成の早川代表は、現在の事業以外にも関心があり、目標は語り切れないほど多い。その一つとして、野菜専用肥料の開発がある。将来的には、早川代表が経営している直売所「百笑市場」(新潟市東区逢谷内地区)に、専用肥料で栽培した野菜を並べたいのだと意気込む。早川代表が目指すのは、人々の「本当の健康」。健康に良い商品は、良い食材から。良い食材は、良い土壌から。肥料の専門会社として、良い土づくりから取り組んでいく。
また、早川代表は、後継者不在で手放された水田の活用にも取り組む。農業に興味はあるが、やり方が分からない、場所も無い、と思っている人々へ受け渡し、農業について教示しながら次世代へ繋いでいく。「仕事だけに限らず、人生では人と人との絆が大切になってくるのだ」と語る早川代表。周囲の人と「感動を共有する」ことにこだわり、誰にでも美味しい米作りができるように分かりやすく栽培体系をマニュアル化した。「お客様の満足に満ちた笑顔」を目指して、常に多くの目標を掲げる壱成から目が離せない。

  • 株式会社 壱成
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生産者紹介

代表取締役:早川典孝
代表取締役早川典孝

新潟県阿賀野市(旧水原町)に生まれた。商業科の高校を卒業後、大阪や横浜の米穀卸会社に勤務。24歳から「早川商店」にて米作りを学んだ。父に背中を押され、30歳で株式会社壱成として独立。現在に至る。
幼少期は、教職に就きたかった早川さん。今後は、現在の事業と合わせて「人材育成」を行いたいのだという。壱成で行っている栽培の指導だけではなく、考え方や価値観の育成をし、コンサルティングができるような人材を輩出していくのが目標だ。新しい事業にも幅広く挑戦していく姿勢の早川さん。今後の活動に注目が集まる。

店舗詳細

店舗名称 株式会社 壱成
住所 新潟県新潟市北区朝日町2-13-17