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出雲崎町で、酒販店の営業、笹だんごの製造など、多岐にわたり事業を展開。代表商品の笹だんごは、昔懐かしの味が人気で、地元出身者からの注文も多い。

越後の地酒と笹だんご つるや 出雲崎駅から徒歩数分ほどの場所に位置する

創業から100年以上!地域の人に愛される酒販店

新潟県中越地方の海岸部・出雲崎町にある、「越後の地酒と笹だんご つるや」。出雲崎町の玄関口、JR越後線出雲崎駅の近くにお店を構え、地域に愛されている酒販店だ。創業は1900年代(明治30年代)。元々、小物店として事業をスタートした。店名の「つるや」は、創業者の名前に由来しているという。現在では、出雲崎町周辺の地酒を取りそろえるほか、笹だんごやあんドーナツなどの菓子製造、新聞販売など、事業は多岐にわたる。店内を見渡すと、地酒のほか、食料品や日用品も並ぶ。「当店を訪れるのは、地元のお客様がほとんど。地元の方が日常使いするような商品も取りそろえています」と、代表の荒木さん。特に地酒は、地元の方が贈答品として購入することが多いという。

出雲崎町で唯一笹だんごの製造を手掛ける

つるやは、出雲崎町で唯一、笹だんごの製造を行っている。笹だんごの製造を始めたのは、1970年代。元々、パンや式菓子の製造を行っていた同店。しかし当時、大手製パンメーカーの販売エリア拡大も影響し、あまりパンが売れなくなっていたという。パンに変わる商品開発を模索していた中、当時需要が高かった笹だんごに目をつけた先代が、「各家庭で作っていた笹だんごを、代わりに作ろう」ということから始まった。元来、笹だんごは各家庭で作られる事がほとんどであったという。しかし、ライフスタイルの変化などもあり、お店で購入することが主流になりつつあった。家庭の味に近い笹だんごにするため、使う材料や製法を研究したという。また、製造開始当初から見た目の美しさにもこだわっている。今では、毎年6月に開催される「出雲崎大祭」という町をあげてのお祭りの際、地元の方が多く購入する。さらに、県外に住む地元出身者が、地元の味を懐かしんで注文することも多いという。

  • 越後の地酒と笹だんご つるや
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  • 越後の地酒と笹だんご つるや
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生産者紹介

5代目:荒木啓之
5代目荒木啓之

出雲崎町出身。「越後の地酒と笹だんご つるや」の5代目を務める。柏崎市の高校を卒業後、東京の大学へ進学し、経済学を専攻。大学進学時から、実家のつるやを継ぐことを考えていたという。大学卒業後は、すぐに父が経営するつるやに入社。当時は、酒屋業が繁盛しており、町中を配達で回っていた。2008年に代表に就任。現在は、自社で製造する笹だんごを、出雲崎町を代表する商品になるように、日々模索しているという。荒木さんは、「地元の人に愛される商品づくり、お店づくりを大切にしています。特に、笹だんごづくりは、地元のものが美味しいよねといってもらえるように心がけています」と語る。

店舗詳細

店舗名称 越後の地酒と笹だんご つるや
住所 新潟県三島郡出雲崎町川西58