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日本有数の豪雪地帯である津南町で安全と美味しさをモットーに農業を営む「はらんなか」。こだわりの雪下にんじんや自家栽培の加工品を全国の消費者に届ける。

はらんなか 自家栽培野菜を使った「雪下にんじんジュース」も評判

日本有数の豪雪地帯、津南町のこだわり農家

新潟県の最南端に位置する中魚沼郡津南町。標高が高く、冬季には4メートルもの雪が積もる豪雪地帯である。日本一のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地としても有名な津南町は、豊かな自然環境に恵まれており、お米に限らず、果物や野菜などの農産物の栽培が盛んな地域。そんな津南町で安全と美味しさにこだわった農業を営むのが「はらんなか」だ。雪下にんじんを中心とした野菜の栽培や、自家栽培の農産物を使った加工品の生産を行っている。

田舎に憧れ、未経験からの農業スタート

「はらんなか」の代表を勤めるのは、東京都で生まれ千葉県で育った宮崎朗さんだ。24歳の時にIターンという形でこの地に移り住み、農業を始めた。元々田舎暮らしで農業をすることに憧れを持っていたという。「幼少期に、友達から夏休みに田舎に行って川で遊んだり虫捕りをした話を聞いて、田舎がなかった僕にはそれが羨ましかった。」と、語る宮崎さん。大学を卒業後、ただ漠然と働くことに疑問を感じ、津南町の新規就農者募集を見つけたことがきっかけで農業に挑戦することを決意。農業研修のため、単身、新潟県へ移住をしてきたのだ。3年間の研修を終えて、農業の経営をスタートさせたばかりの頃は、苦労の連続だったという。その後、津南町の先輩農家から聞いた雪下にんじんの美味しさに感動し、栽培を開始。雪下にんじんは、通常秋に収穫されるはずのにんじんを雪の下で越冬させる。一冬寝かせたにんじんは、独特のえぐみがなく、まるでフルーツのように甘みが増した味に生まれ変わる。初めはなかなか満足のいく雪下にんじんが作れなかったが、栽培方法に改良を加えながら、徐々にはらんなかの雪下にんじんの評判は高まっていった。

自分が食べたいと思えるものを作る

はらんなかでは「自分が食べたいと思うものを作る」ということをモットーに、農作物の栽培や加工品の生産を行っている。自分が食べるなら、体に安心で美味しいものがいい。そのため手間をかけてでも無農薬での栽培にこだわり、見た目ではなく、味や香りを重視する。農園の作る農産物ももちろんだが、雪下にんじんを使った「雪下にんじんジュース」や、やきいも、さつまいもチップス、にんじんの切り干し、在来大豆の加工品なども美味しいと評判で、地元のみならず県外でも人気が高い。今後、より多くのお客様に安全で美味しいものを届けるために、「はらんなか」というブランドを全国に広めていきたいと話す宮崎さん。いつかは日本中の人に「”はらんなか”の商品だから食べたい」と言ってもらえるようになることが目標だという。

  • はらんなか
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生産者紹介

代表:宮崎朗
代表宮崎朗

東京都で生まれ千葉県で育った宮崎さんは、24歳の時にIターンという形で新潟に移り住み農業の道に進む。元々、食・農業というものに関心を持っていたが、学生の頃は「将来は自分の好きなことを仕事にしていきたい」と考えていた。”食”への興味に拍車を掛けたのが、大学の時に受けた公開講座の食肉加工実習で、ソーセージの加工を行ったこと。その味はとても美味しく、食で人に感動を与えることの素晴らしさを知ったという。大学卒業後は、津南町に新規就農者として移り住み、農業のノウハウを一から学んだ。都会で育ったため、新しいことに対して抵抗がなかったことは良い事だったという。「安全で美味しい」をモットーに、雪下にんじんの無農薬栽培への挑戦や食品加工を積極的に行ってきた。気づけば農業歴20年以上になった宮崎さん。これからもより多くのお客様にこだわりの商品を届けるために邁進していく。

店舗詳細

店舗名称 はらんなか
住所 新潟県中魚沼郡津南町谷内1023-5