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明治31年創業。新潟を代表する和洋菓子店「念吉」。看板商品「プラリネ」は、新潟の引き菓子として欠かせない逸品。

株式会社 念吉 新潟で愛され続ける和洋菓子店

新潟を代表する式菓子プラリネ

明治31年新潟市沼垂地区にて創業。2018年に創業120周年を迎えた新潟を代表する和洋菓子の老舗「株式会社 念吉」。看板商品のプラリネが生まれたのは今から50年ほど前。現在の社長の叔父が知人から「結婚式の引き出物に珍しいお菓子を出したいがなにか作れないか」と聞かれたことをきっかけに作られた。このプラリネは3層のスポンジ生地にキャラメリゼしたアーモンドをのせ、チョコレートでコーティングしたお菓子。そこから美味しいという評判が口コミで広がり、いまでは新潟で引き菓子として欠かせない定番商品へと成長した。
より美味しいお菓子を作るため、常に研究を重ねる念吉。現在も菓子職人として第一線で商品作りを続ける社長の叔父は「商品は新しいものを作ることより、育てることが難しい」と語る。これこそが現在もプラリネを中心として様々なお菓子を進化させ続けている念吉の精神となっている。

懐かしの味は若者にも大人気

新潟の引き菓子として大定番のプラリネ。近年では式事から縁の遠い若者にも知ってもらいたいと、新潟市内のショッピングモールで定期的に数量限定の催事販売を行っている。また、引き菓子としてのイメージが強いプラリネをもっと広い世代に手軽に食べてほしい、という思いからミニサイズの販売も開始。初めて口にしたという人からの人気も好評で、将来的には、新潟で毎日食べられる定番のおやつとして愛される商品にしていきたい、と佐藤社長は語る。
また、社長の弟で工場長の達郎さんは、プラリネを中心として今あるお菓子をもっと美味しいものに進化させ、将来的にはプラリネに並ぶ商品の開発も行いたいと語ってくれた。末永く新潟で愛され続ける和洋菓子店であるために、兄弟二人三脚で挑戦を続けていく。

  • 株式会社 念吉
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生産者紹介

工場長:佐藤達郎
工場長佐藤達郎

新潟市沼垂地区生まれ。新潟県で100年以上続く老舗・念吉の味を受け継ぐ職人。幼い頃から菓子職人に囲まれて過ごし、高校卒業後に自然と菓子職人の道を志す。東京の菓子専門学校を卒業後、都内の菓子店で5年間修業を積む。その後実家に戻り、家業を継いだ。現代に伝わる念吉の味をさらに進化させるべく日々試行錯誤をしている。また若者にも菓子の魅力をより伝えたいという想いからパッケージから親しみがもてる楽しい商品作りの企画にも携わっている。
いまあるお菓子をさらに美味しいものにしながら、将来の目標はプラリネと並ぶ看板商品を生み出すこと。念吉がこれからも新潟で愛され続ける和洋菓子店であり続けるために努力していきたいと語る。

店舗詳細

店舗名称 株式会社 念吉
住所 新潟県新潟市中央区沼垂東3-2-2
営業時間 9:00~19:00
定休日 元日