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柏崎市北条の山々から流れる水の恵みを活かした新潟産コシヒカリは、受賞歴を持つ自慢の特別栽培米。おしゃれなパッケージデザインや気軽に食べれる無洗米が大人気!

重野農産 人と同じことはしないのがモットー!

きれいな水を活かした米作り

雄大な山々に囲まれる新潟県柏崎市北条で米農家を営む重野農産は5代にわたって質の高い米を作り続けてきた。重野農産が稲作で大切にしているのは水。そのため、米作りには「水が50%、天候が25%、技術が25%」と代々語り継がれている。実際にこの地域では山々からのきれいな水を活かした米作りが盛んに行われていたが、近年は高齢化に伴い田んぼを手放す人が後を絶たなくなった。リタイアする米農家の田んぼを譲り受けていく中で、当時1人で米作りしていた4代目は、これ以上田んぼの面積を広げていくには1人では難しいと考え、息子である5代目に「一緒に米作りをやってくれないか」と話を持ちかけた。5代目は整備士として働いていたこともあり農家を継ぐ気はなかったが、生まれ育った土地の農業が衰退していくことへの危機感を抱き、就農を決意。「やるならとことんやりたい」と話す5代目は、農業の技術を学びながら整備士であった経験を活かし、機械のメンテナンスを自らこなす頼もしい存在だ。現在は4代目から農業に対する思いを受け継ぎながら、自然の恵みがたっぷり詰まった北条の米をつくり続けている。

受賞歴のある特別栽培のコシヒカリ

重野農産のコシヒカリは、農薬と化学肥料の使用量を慣例の50%以下に抑えた新潟県認証の特別栽培米。毎日食べる米だからこそおいしさはもちろん、安心して食べられる米を作りたいと考えている。その為にも循環型農業へのこだわりが強い。肥料を削減して、海岸の砂を田んぼの土に混ぜ込んでいるという。荒波にもまれた砂には細かく砕けた貝殻や海藻などが混じっており、ミネラル成分がたっぷ。その結果、肥沃な土に仕上がり、甘みを豊富に蓄えた健康な稲が育つのだ。こうして大切に育てたコシヒカリは、米粒の大きさやタンパク質の割合などのバランスを評価するJA柏崎主催の「お米の食味コンテスト」で、27年度は優秀賞、28年度は優良賞を受賞している。

自慢の米を商品化

今までは仲介業者を通して米を販売していたが、5代目には「自分が育てた米は自分の手で売っていきたい」という思いがある。その第一歩として米袋や段ボールをお客さんが手に取りたくなるようなおしゃれなデザインに一新。また、生活スタイルが変化している現代人にも気軽に米を食べてもらえるようにと、サッと洗うだけでおいしいご飯が炊ける無洗米を発売。しかも、この無洗米はペットボトルに入っているため、冷蔵庫で保存しやすく、計量せずにすぐ使うことができる。今後は新潟県内だけでなく、全国の人々に気軽に楽しめるおいしい米として販売を強化していく。

  • 清らかな水が流れる柏崎市北条 清らかな水が流れる柏崎市北条
  • 徹底した管理を行うハウス 徹底した管理を行うハウス
  • 田植えをする4代目 田植えをする4代目
  • 立派に色づいた稲穂 立派に色づいた稲穂
  • 家紋が入ったオリジナルパッケージ 家紋が入ったオリジナルパッケージ
  • 便利なボトルタイプの無洗米 便利なボトルタイプの無洗米

生産者紹介

5代目代表:重野貴明
5代目代表重野貴明

新潟県柏崎市北条地区出身。米農家に生まれ、小さい頃から田植えや稲刈りを手伝うことはあったが、農家を継ぐことは考えておらず、整備士として働いていた。しかし、北条では高齢化によりリタイアする米農家が後を絶たず、生まれ育った土地の農業が衰退していくことに危機感を覚え就農を決意。現在は整備士の経験を活かし、自ら農機具のメンテナンスを行いながら農業の技術を学んでいる。そして、こだわりを持って育てた米を自分の手でお客様に届けていきたいという思いが強くなり、米袋やダンボールを人の目を引くおしゃれなデザインに一新。また、気軽においしい米が食べられるようにとペットボトルに入った無洗米を商品化した。今後も新しいアイディアを考えながら、自分が育てた自慢の米を全国に発信していく。

店舗詳細

店舗名称 重野農産
住所 新潟県柏崎市北条1226-1