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新潟市江南区で農家を営む「山倉農園」は、古くから有機質肥料を使った農業を行っている。現在は土を用いた高設栽培で、品質と美味しさにこだわった「越後姫」を生産。

山倉農園 戦後から続く家族経営の苺農家

手作りの有機質肥料で美味しさアップ

新潟市江南区大江山地区で農業を行う「山倉農園」。代々続く家族経営の農家で、戦後まもなくして苺の栽培を始めたという。現在では、新潟県が誇るブランド苺「越後姫」のほか、トマト・なす・長ネギ・レタスなどの野菜も幅広く生産している。山倉農園のこだわりは、先代の流れを汲んだ自家製の有機質肥料を用いた土づくり。微生物の餌となる魚の骨や米ぬかを混ぜ合わせ、50日間ほど寝かせることで完成する。有機質肥料を使うと微生物の働きが活性化し「ふかふかな土」になるという。栄養価の高いやわらかな土壌で育った農作物は、甘みや旨味が凝縮された味わいに仕上がるそうだ。

昔ながらの土での栽培にこだわった「越後姫」

苺の栽培方法は、地面に直接植えて育てる「土耕栽培」と、地面よりも高い位置で育てる「高設栽培」に大きく分けられる。高設栽培というと、コンピューターで管理しながら溶液を与えて育てることが多い。しかし、山倉農園では自家製の有機質肥料を用いた土で育てる「土耕型」の高設栽培。収穫位置を高くすることで仕事の効率化を図りながらも、昔ながらの土での栽培にこだわっている。土からの栄養をたっぷり吸収して育った苺は、甘みが強くジューシーな果肉が特徴。さらに、山倉さんは実際に苺を食べてみて、与える水量やハウスの湿度を調整しているという。設備に頼りすぎず、自分自身の経験と感覚で美味しい「越後姫」を提供してくれる。

  • 山倉農園
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生産者紹介

代表:山倉和葵
代表山倉和葵

幼い頃から畑の手伝いをしてきた山倉さんは、当時から「農家を継ごう」という思いがあったそう。農業の専門学校卒業後、若くして家業の「山倉農園」を継ぐこととなる。農業にはマニュアルがなく、すべて肌感覚で覚えていくことに苦労したという。現在は着々と経験を積んで、苺栽培に関する知識も豊富だ。「輸送が難しく県内での流通が多かった越後姫を、全国の人に広く知ってもらいたい」と期待に胸を膨らませる。

店舗詳細

店舗名称 山倉農園
住所 新潟県新潟市江南区西山162