令和7年度米 新潟県産コシヒカリ（特別栽培米・従来品種）

阿賀野市で農家を営む「丸山農園」。農薬・化学肥料の使用量を地域慣行の半分以下に抑えた「特別栽培米」をご紹介します。今回お届けするのは、従来品種のコシヒカリ。新潟県で一般的に流通している「BL品種」の原種にあたります。粒立ちの良さと優しい甘みが魅力で、根強いファンも多い品種です。もちっとした食感と噛むほどに広がる甘みは、食材の美味しさを引き立ててくれますよ。まずはそのまま、炊き立てをどうぞ！

丸山農園は、五頭連峰と阿賀野川の恵みを受ける自然豊かな環境で、農薬や化学肥料の使用を地域慣行の半分以下に抑えた栽培をしています。「収量よりも食味を大切にした稲作りをしています」と、代表の丸山さん。土づくりでは有機質の肥料を使用。微生物が有機物を分解して肥沃な土壌を作っています。さらに、ミネラル、カルシウムなどを入れ、稲に必要な養分を補給。土壌の環境を調整し、栄養をたっぷり吸収できるようにすることで、苗の根が健全に育ち、食味の良いお米が実ります。

丸山農園がお米を栽培する阿賀野市は、新潟平野の東側に位置しています。緑豊かな五頭連峰がそびえ、田園地帯には粘土質の肥沃な土壌が広がる農業が盛んな地域。また、近くを一級河川・阿賀野川が流れ、水資源にも恵まれています。上流から運ばれる五頭連邦の雪解け水や清流が、田んぼを潤します。ミネラル豊富な水分をたっぷり吸うことで、みずみずしいお米が育つんです。