新潟県産シャインマスカット

朝日連峰に囲まれた山間地で、さまざまな品種のぶどうを栽培する菅井農園。今回は、皮ごと食べられる人気品種「シャインマスカット」をご紹介します。ぶどう栽培に適した水はけの良い土壌で、ミネラル豊富な雪解け水をたっぷりと与えて育てました。昼夜の寒暖差により、甘みをギュッと蓄えたジューシーな果汁が自慢！甘みの中にほのかな酸味を感じる濃厚な味わいです。自宅用にはもちろん、大切な方へのギフトにも喜ばれますよ。

菅井農園のぶどうは、「大粒でハリがある！」と評判です。その秘密は、ぶどうの樹の健康状態にあります。樹自体を強く健康に育てるために、納豆菌・酵母菌・乳酸菌など、数種類の菌を葉に散布しています。「春から収穫時期まで、週に一回かかさず散布します。ぶどうの成長や天候に合わせて、どの菌をどれだけ使うか調整するんですよ」と、菅井さん。こうすることで、パリッと食感の楽しい、ハリのある粒を実らせます。

菅井農園では、化学肥料や農薬に頼らない栽培を目指しています。まず、肥料は有機質のものだけを使用。村上牛の堆肥・コシヒカリの米ぬか・カキ殻・昆布の粉など、ぶどうの状態に合わせて必要なものを与えます。また、農薬の使用回数も、県の栽培基準の2割以下まで抑制。中でも除草剤は使用せずに、すべて手作業で草刈りを行っています。