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職人の町「三条市」にある、プラスチック・セラミック製品のメーカー。企画から生産・販売まで手掛ける一貫生産体制と高い技術力を活かしてさまざまな製品を手掛ける。

川崎株式会社 「あったらいいな」を形にする川﨑株式会社

一貫した企画・生産体制で需要に応える川﨑株式会社

ものづくりの町「三条市」にある川﨑株式会社は、プラスチック・セラミック製品のメーカー。1936年の創業当初は、主に大工道具を作る「木工所」だったという。大工道具の墨つぼをプラスチックで製造しはじめたことを契機に、さまざまなジャンルの製品を手掛けてきた。現在製造する商品は、キッチン用品を中心として家庭日用品や育児用品など多岐に渡る。生産においては、企画から製造、販売までを自社で一貫して行っているのが特徴だ。そのきっかけとなったのが、多機能スライサーの「グリーンオール」。1台でスライス・飾り切り・おろしをこなせる、当時は他に商品化されていなかった「優れもの」で、40年以上も販売されているロングセラー商品だ。「お客様にとって便利なものを作ろう」と、自社にて商品企画から手掛けた経験と想いは、川﨑株式会社のスタッフ一人一人に浸透。ジャンルをまたいでも、手掛けた製品の中に息づいてる。

セラミック製品への新たな挑戦

1960年代に、木工所からプラスチック製品メーカーへと転身した川﨑株式会社。近年は、取引先からの要望を受け、セラミック製品の生産にも事業を広げている。セラミック部門にて最初に手掛けた製品が、「MILLU」というブランドで展開しているコーヒーミル・お茶ミル・スパイスミルの計3種類。職人の高い技術力を活かした精密な設計と、これまで培ってきたプラスチック製造の柔軟な対応力を組み合わせ、「挽きムラの少ない構造」を実現した。さらに、使い心地にも徹底的にこだわり、ステンレス製品を作る上では難しいとされる、パーツとパーツの境目を段差のないノンステップ状にするなど、細やかな気配りを感じられる一品に仕上がっている。

  • 川崎株式会社
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生産者紹介

代表取締役社長:川﨑雄輔
代表取締役社長川﨑雄輔

三条市出身。大学にてプラスチック・セラミックについて学ぶ。その後も、プラスチックの原料メーカーにてさまざまな知見を得て、1999年に川﨑株式会社に入社。2017年には4代目の代表取締役社長に就任した。ものづくりについて伺うと、「需要を予測することが重要」と教えてくれた。プラスチック製品の成形には、1アイテムにつき数百万円以上かかる「金型」が必要となる。要望に合わせた製品を作ること自体は可能だが、価格とのバランスも考慮していなければ、手に取ってもらえない製品になってしまう。「価値ある製品」を作り続けるためには、販売量を推測しながら適正価格を設定し、その上で細部にこだわれるかどうかを大切にしているという。「もちろん、需要の予測は難しいが、それこそメーカーの役割なのではないかと考えています」と語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 川崎株式会社
住所 新潟県三条市下保内401-17
営業時間 8:30~17:30