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日本最大の稲作地帯、越後平野のど真ん中にある株式会社果香詩。江戸時代から歴史ある農家のこだわりが作物を美味しく育てる!

株式会社 果香詩 こだわりの農家さん株式会社果香詩

江戸時代から続く、歴史ある株式会社果香詩

新潟県中部の信濃川と阿賀野川の流域に位置する越後平野。東京都の面積と同じくらいという、とてもとても広い平野である。平野としては関東平野に次ぐ日本第二の広さで、稲作地帯としては日本最大になる。
そんな越後平野のど真ん中に位置する株式会社果香詩。新潟市の南端部を流れる中ノ口川の水と、越後平野の大地を生かし、お米と果樹を中心に栽培している農家である。その昔、永塚さんの祖先にあたる人物がこの集落に移り住んで来た。そして、この先駆者から始まり代々続けてきた稲作。その歴史は江戸時代から続いているといわれている。永塚家の屋号が「金四郎」であり、その名をとって「越後金四郎」と名付けた特別栽培米のコシヒカリを生産している。その他、キウイフルーツやぶどうといった果樹も多く栽培し、TeNYテレビ新潟の取材を受けるなど、果樹についても注目されている農家さんなのである。

越後金四郎産コシヒカリ

永塚崇嗣さんは3年前から米管理対策推進員として、新潟で生産されるお米の品質を毎年チェックしている。新潟で生産されるコシヒカリやこしいぶきの品質をチェックし、全国により良い新潟県産のお米を送り出しているのだ。 そんな推進員としての役目もある永塚さんのお米に対する厳しさは、他の農家さんよりも一入強いもの。農園では、他の農家さんとはここが違うという項目を5つ挙げて、米作りに取り組んでいる。
田んぼに行ったら必ず稲に挨拶をし、生育状況を確認。
毎日天気図をチェックし、気温・湿度・日照度・風向きなどを読み取り、状況に適した作業を行う。
肥料にはた堆肥や有機肥料を使い、化学肥料に頼らない。
農薬は必要最低限にし、環境に配慮した栽培。
品質管理を徹底し、安心・安全。美味しいお米を提供すること。
これだけこだわりにこだわって作られた株式会社果香詩のお米は毎年最高の出来になっている。

目指すは「顔が見える農家」

「お客さん、個人個人と繋がって行きたい」。そう話す永塚崇嗣さんは、FacebookやTwitterなどで、積極的にお米や果樹の栽培作業を配信している。永塚さんは、自分の作った作物を食べてくれる消費者の皆さんに、その作物がいかにして作られているのかを知ってほしいと思っている。それだけ自分のやっていることに自信を持っている農家さんなのだ。そして永塚さんは、消費者の顔を知りたいとも思っていて、注文をしてくれた客様一人一人に、手書きで手紙を添えて作物を送っているという。手紙には作業の状況や日常の様子などが綴られており、時にはお客様から返事が届くことあるという。「自分のやっていることに間違いはないんだ」。そう感じさせてくれるお客様からの便りが何よりも励ましになり、嬉しいのだとか。株式会社果香詩の作物が好きだといってくれるお客様がいる限り、何一つとして手抜きはできない。そんな思いで農業と真摯に向き合っている。

  • とても澄んだ田んぼの水 とても澄んだ田んぼの水
  • 越後平野のど真ん中にある株式会社果香詩 越後平野のど真ん中にある株式会社果香詩
  • 水田溝切り機 水田溝切り機
  • 田んぼの溝切り作業中 田んぼの溝切り作業中
  • 米管理対策推進員として新潟のお米を調査中 米管理対策推進員として新潟のお米を調査中
  • 田植え作業中 田植え作業中
  • 株式会社果香詩のぶどう畑 株式会社果香詩のぶどう畑

生産者紹介

永塚崇嗣さん
永塚崇嗣さん

笑顔がとてもさわやかな永塚崇嗣さん。コシヒカリをはじめとし、キウイフルーツやぶどうなどの果樹を生産している。
自分の作った作物を食べるお客さんともっと繋がりを持ちたい。常にお客さんとの繋がりを意識し、お客さんの立場になって考えることが大事。そう話す永塚崇嗣さん。直売所やイベントへの参加がきっかけでそう考えるようになったという。ただ袋に詰めて出荷しているだけではなく、地域との繋がりを大事にしている。農家としてだけではなく、交流会やセミナー、町の消防団などに積極的に参加し、地域を担う農家としての責任感が非常に強い。農家同士の交流だけでなく、異業種交流や直売会イベントも活動的に行い、地域貢献に勤しむ若手農家さんである。

店舗詳細

店舗名称 株式会社 果香詩
住所 新潟県新潟市西蒲区潟浦新214-1
営業時間 9:00~18:00