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津南町で、なめこを専門に生産する農業法人。世界基準の農業認証「GLOBAL GAP(グローバルギャップ)」を取得し、高品質ななめこ栽培に取り組んでいる。

農事組合法人割野きのこ組合 年間210トンものなめこを生産する

なめこの産地「津南町」で、年間210トン生産する大規模農業法人

津南町にある「割野きのこ組合」は、なめこ栽培を専門とする農事組合法人。同組合がある津南町は、長野県に隣接する中山間地域。また、きのこ栽培、特になめこの栽培が盛んで、同組合を含めて7社ほどなめこを生産している。創業は1994年。きっかけは、先代が長野県で働いていた際、きのこ農家さんに出会ったこと。きのこ農家さんと話していくうちに、きのこ栽培の面白さに惹かれたという。その後、地元津南町へUターンし、地元で何かしたいと考えていた時に、当時、町の主産業であったなめこ栽培に出会う。数年間、津南町森林組合でなめこ栽培に携わったのち、独立。創業して最初の3年間は、工場に泊まり込みするなど、四六時中なめこの様子を見に行っていたという。創業当初は60トンほどの生産規模であったが、現在では、年間210トンものなめこを生産する大規模な農業法人となっている。

「GLOBAL GAP」を取得し、より品質の高いなめこ栽培に取り組む

高品質かつ安心安全ななめこ栽培に取り組んでいる割野きのこ組合は、なめこ栽培に使う原材料や、温度・湿度・炭素濃度の管理を徹底している。なめこ栽培の菌床には、厳選した国内産の上質なおがくずを使用。3年間農薬の散布がない証明書があるおがくずのみを仕入れている。栽培中は、外気温や生育状況を見ながら、毎日温度・湿度・炭素濃度を記録。徹底した栽培管理に取り組んでいる。さらに2013年には、世界トップレベルの農産物認証「GLOBAL GAP(グローバルギャップ)」を取得した。GLOBAL GAPとは、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランド。割野きのこ組合では、GLOBAL GAPの基準に則り、なめこ栽培に使う原料や、誰がどんな作業を行ったかの記録を徹底している。品質の高さにとどまらず、誰が食べても安心安全ななめこ栽培も徹底しているのだ。

  • 農事組合法人割野きのこ組合
  • 農事組合法人割野きのこ組合
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生産者紹介

代表理事:今井 美津代
代表理事今井 美津代

津南町出身。高校卒業後、東京の大学で林業や建築、きのこ学について学ぶ。卒業論文は「なめこのうま味研究」。大学卒業後は、大手住宅メーカーの勤務を経て、飲食店の立ち上げに関わる。飲食店で働いていた際は、食と健康のつながりに興味を持ち、調理師免許に加え、食育アドバイザー、食農検定など、食に関わる資格を幅広く取得した。地元に戻ってきたのは2009年。Uターン後すぐに割野きのこ組合へ入社。生産業務から事務関係の業務まで幅広く行っていた。2019年の12月に代表理事に就任。就任後は、生産以外の業務全般を行っている。「地元に何かしら還元をしていきたい」と語る今井さん。地元の人に会社のことを知ってもらうために、収穫体験なども開催しているという。

店舗詳細

店舗名称 農事組合法人割野きのこ組合
住所 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡丁8150