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新潟市江南区にある宇野農園は、多種多様な和梨・洋梨を専門に手がけている「梨農家」。自然を活かした栽培で、濃厚で美味しい梨を作り上げている。

梨の宇野農園 自然にやさしいエコファーマーに認定を受けている

多種多様な和梨・洋梨の栽培に取り組む農家

新潟市江南区にある「宇野農園」は、家族で和梨・洋梨を栽培している農家だ。栽培をはじめたのは、1950年代のこと。当初は「新興」「二十世紀」という2品種を育てていたが、現在では幸水・豊水・秋麗・新美月・あきづき・新王・新高・二十世紀・新興といった、さまざまな品種を栽培するようになった。さらに、新潟特産の洋梨「ル・レクチェ」の栽培も、1985年頃からスタート。一大産地となっている近隣地域の中では、いち早く栽培に取り組み始めたという。ル・レクチェは「非常にデリケートな品種」で管理が難しいため、「美味しい」と評判でも耕地をなかなか増やせない。そんな中、宇野農園は地域でも随一の耕地面積を誇っている。これは、家族・親戚が協力して栽培に取り組んでいるため。抜群のチームプレーで、美味しいル・レクチェを多く提供することに成功している。「今後も、和梨・洋梨ともに多くの品種を育ててみる予定です」と、3代目の宇野さん。例年、大好評の定番梨に加え、新しい品種との食べ比べを多くファンが期待している。

新潟平野の自然を活かした栽培

宇野農園が位置するのは、新潟市江南区の木津地区。近隣の二本木・両川・割野地区と合わせ、「新潟県有数の梨の産地」となっている。その理由は、土壌がとても「肥沃」であるためだ。この一帯は、信濃川と阿賀野川に挟まれ、その支流が流れている。川は、はるか昔からたびたび氾濫を起こし、山から流れてきた栄養たっぷりの川砂を周囲に堆積してきた。これを幾度となく繰り返すことで、この地域は、非常に稀なほど肥沃な土壌が形成されたのだ。宇野農園では、この自然の恵みに感謝しつつ、これを活かした「減農薬栽培」を実践。さらに、定期的に「堆肥」を散布するなど、より良い畑にするための工夫をつづけてきた。こうした「環境にやさしい栽培」は高く評価されており、その証として宇野農園は、「エコファーマー」の認定を受けている。

  • 梨の宇野農園
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生産者紹介

3代目:宇野 匠
3代目宇野 匠

新潟市江南区の宇野農園に生まれる。大学では獣医学を専攻し、卒業後は新潟市役所に入庁。保健所や動物愛護センターなどに勤め、食肉の検査などに携わっていた。2019年、50歳を機に就農。宇野農園の3代目として、梨栽培を教わりはじめた。「前職でも農業には関わっていましたが、想像以上に大変でした」と宇野さん。「ですが、お客様の喜ぶ姿を直接見れるのはとても嬉しいですね」と語ってくれた。高品質な梨を多くの人に提供するべく、きめ細かな管理に挑戦している。

店舗詳細

店舗名称 梨の宇野農園
住所 新潟県新潟市江南区木津1-15-40