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1953年に町工場からはじまった、燕市の金属加工メーカー。「魅力ある逸品をお客さまへ」という思いを胸に、ホテル・レストラン向けの洋食器や調理器具を製造している。

TODAI 製造している自社商品は400点以上!

ホテル・レストラン御用達の金属加工メーカー

「ものづくりの街」として全国的にも有名な燕市。特に金属加工の分野において、高い技術力を誇っている。1953年に創業した「TODAI(株式会社トーダイ)」は、カトラリーをメインに、洋食器・調理器具などを製造している金属加工メーカー。「魅力ある逸品をお客さまへ」という思いを大切にしながら、優美さ・気品・使い勝手を兼ね備えた、ホテル・レストラン向けの商品を手掛けている。そんな大手の金属加工メーカーは、もともと「長谷川富夫商店」という屋号の小さな町工場だったという。「創業当時から、ホテルやレストラン向けの商品を製造していました。初代は、老舗の洋食器メーカーから独立してきた職人だったんです」と語るのは、常務の森山巧さん。高い技術力を持っていたからこそ、品質の高さを求められるホテル・レストラン向けの商品に力を入れてきたのだそう。製造している商品は、すべて自社でデザインや金型製造も行なっている。「なかなか金型まで自分たちで作るメーカーは少なくなっていますね。毎年アイテム数が増えて、金型の管理も大変なんです」と、森山さんは笑う。そのため、企業からのOEM製造依頼も多く、自社商品以外にもたくさんのアイテムを製造している。

職人の経験と技術からなる、高品質なものづくり

TODAIの強みは「製造能力の高さ」。森山さんは、「製造能力は、どんな商品でも形にできる対応力・スピード感・品質の高さを持ち合わせていることだと思っています。長年培ってきたノウハウを守りながら、ものづくりをしています」と語る。業務用で使用されるカトラリーは、見た目の美しさはもちろん「強度」もかなり重要なポイント。力を加えるほど強度が増す金属の性質を活かして、TODAIではなるべく厚い材質を使っている。特に品質の高さをウリにしているカトラリーシリーズ「アイヴィー」には、厚さ4mmもあるステンレス材を使用。「厚みのある材質を加工するときは、全自動の機械では対応できないんですよ。金型がすぐにダメになってしまいます。だから、うちの機械はほとんどマニュアル仕様です」と、森山さん。品質の高い商品を作るためには、職人の経験と技術が必要不可欠だという。

  • TODAI
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生産者紹介

常務:森山 巧
常務森山 巧

結婚を機に、妻の実家である「株式会社トーダイ」に入社。ホテルやレストランの営業担当を務めるほか、工場見学の案内役なども行なっている。「レストランに行くと、ついついカトラリーを見ちゃいますね。どんなデザインのものを使っているんだろうって」と、森山さん。ゆくゆくは、義理の父である代表が担当している商品開発に携わりたいと語る。「流行りに乗った商品を作るのではなく、自分たちの商品で流行りを作りたいです」と、力強い笑顔を見せてくれた。

店舗詳細

店舗名称 TODAI
住所 新潟県燕市物流センター1-12