コーヒードリッパー・コーヒーメジャーカップのセット

燕市のアルチザンは、「燕の金属加工」×「富山・高岡の着色」の二つの地域の伝統技術を掛け合わせた製品をプロデュースする会社。今回は、アルチザンの・コーヒードリッパーとコーヒーメジャーカップをご紹介します。職人が一つ一つ手掛けた奥深い文様と独特な色彩は美しく、厳かな雰囲気をまとっています。お気に入りのドリッパーでコーヒーを淹れれば、格別な一杯になること間違いなし！来客時にも話題になるアイテムです。

アルチザンの製品が作られているのは、ものづくりの町として全国的にも有名な燕市。その歴史は江戸時代までさかのぼり、現在も多くの職人がいる町です。金属製洋食器を中心としたステンレス加工の技術に長け、その技術力の高さは世界に認められています。特に目を見張るのは、「製品の精密さ」と「手触りの良さ」。「メイド・イン・ツバメ」の製品は美術品のような美しさを秘めつつも、「日常使いしてほしい」という職人の思いが込められています。

着色を担当するのは、鋳物の一大産地「富山県高岡市」にあるモメンタムファクトリー・Orii。古くから仏具・銅像などの着色を手掛けてきた工房です。その確かな技術力を活かし、近年はさまざまジャンルの「着色」に挑戦。高級ホテルの壁面・インテリアの装飾から、テーブルやお皿、各種小物などを手掛けています。それらの着色はなんとすべて手作業。特殊な溶液を塗布し、炎をコントロールして世界に一つしかない色味を表現します。