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柏崎市の鯨波漁港近くにある水産加工場。素潜り漁師が、自ら腕を振るって加工する「サザエのオイル漬け」や「もずくの塩漬け」は、豊かな磯の風味が人気を集めている。

鯨波foodbase 徹底した品質管理のもと、漁師自ら加工

漁獲から加工まで一貫生産。柏崎の水産加工場

柏崎市の鯨波foodbaseは鯨波(くじらなみ)漁港に作業場を持つ水産加工場。漁師の中村伸哉さんが、牡蠣、サザエ、アワビ、もずくなどを素潜りで捕り、自ら加工している。たとえば、オリーブオイルと米油のブレンド油に漬け込んだ、天然サザエのオイル漬け。ペースト状にした肝ソースを混ぜ込んでいるのが特徴だ。もずくは、黒々とした高品質なものを採取して、丁寧に塩漬けしている。捕ったものを中村さん自身が選別して、すぐに加工しているため、どれも鮮度が抜群。直売所や地元の小売店で販売しており、「磯の風味が豊かで美味しい」と人気を集めている。

豊かな自然が海の生き物を育てる

新潟県の海の中でも、柏崎の海は特に水質が良好。毎年行われる水質調査では、最高位のAAとして何度もランク付けされている。「日によっては、水深10mの場所でも海底が見えるんです。それくらい綺麗なんですよ」と、鯨波foodbaseの中村さん。また、米山からもたらされる清らかな雪解け水が、川から海へと流れ込んでいる影響も大きい。栄養たっぷりの海水だからこそ、もずくやワカメがぐんぐん成長。そんな立派な海藻を食べるサザエやアワビもまた、大ぶりに育つという。

命がけの素潜り漁

鯨波foodbaseの中村さんは、「素潜りは命がけですよ」と真剣な表情を見せる。水深2〜3mの場所で行う牡蠣漁は、バールを岩と牡蠣の間に差し込み、ハンマーで叩いて剥がしていく。水中での力仕事は、地上の何倍も体力を必要とする。中でも一番過酷なのはもずくの採取だそうだ。水深は約7m。呼吸を止めながらの作業になるため、どんどん体力が奪われていく。まさに体力勝負である。中村さんは、「多少の波があっても漁に出たり、海には危険な生き物もいます」と、海の危険について語りつつも、「柏崎の綺麗な海に潜るのは、やっぱり楽しいんですよね」と笑顔を見せた。

  • 鯨波foodbase
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生産者紹介

代表:中村伸哉
代表中村伸哉

柏崎市出身。大学進学を機に柏崎を離れたが、卒業後は地元に戻り、実家の小売業を継ぐ。その傍ら、漁業権を取得し、2020年に水産加工場「鯨波foodbase」を立ち上げた。幼少時代から近所の素潜り漁師を見て育った中村さんは、「漁師への憧れはありました。せっかく地元に戻ってきたから、自分も漁師やってみたいなと思ったんですよね」と振り返る。素潜りで捕った牡蠣やサザエを自ら加工して、販売。柏崎の海が持つポテンシャルを広めるべく、日々奮闘している。「海は危険が多いです。命がけですよ。でも食べた人から『美味しかったよ』と言われると、やっぱり嬉しい。よし、明日も潜ろう!ってやる気が出るんですよ」と顔を輝かせた。

店舗詳細

店舗名称 鯨波foodbase
住所 新潟県柏崎市東の輪町6-12