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魚沼コシヒカリをはじめ、もち米やアスパラガス、スイカなどの農産物を栽培している農業法人。美味しいものと安全なものが一致する農業を大事にする。

農園ビギン 農産物の育成に最適な環境「魚沼地区」で美味しい作物を育てる

おいしくて安全な食を届ける農園ビギン

魚沼コシヒカリの産地としても知られる新潟県小千谷市に位置する農業法人「農園ビギン」。コシヒカリをはじめ、アスパラガスやスイカなど、多くの農産物を栽培している。魚沼地域では冬の積雪が春先まで溶けない。そのため田畑は病原菌が少なく、作物を育てるのに最適な土壌環境を保っている。魚沼地区の気温は、昼夜の寒暖の差が大きい。作物は太陽の光を浴び、たくさんのデンプンを蓄え、冷たい夜風にさらされて旨味を閉じ込める。力強く育った魚沼地区の農産物は美味しいものばかりだ。

農園が大事にしているのは、美味しいものと安全なものが一致する農業。できる限り、減農薬・減化学肥料に努めて農作物を育てている。地域住民の暮らしや安全を守り、消費者に安全で美味しいものを届けることが同時に出来ている。これが農業では大事だと考えているのだ。

やりがいを持って農業に取り組む

代表である南雲信幸さんは、地元小千谷で生まれ育った。父親が農家だったため、幼い頃から農作業を手伝い、農作物を育てるということに魅力を感じていた。学校を卒業した後も父親と共に農業に励んでいたが、地元で放棄される田畑が年々増えていくことに危機感を抱くようになる。『自分が何とかしなければ』そんな強い思いから、32歳の時に独立。農業経営の基盤を確立し、規模拡大・多角化を図るため、一農家ではなく農業法人として農園ビギンを立ち上げる。

現在、農園は代表の南雲さんと数名の従業員で約30ヘクタールもの田畑を管理している。これは東京ドーム6個分の面積に相当する。農地オーナーからの依頼が多く、管理面積が年々増えているという。そのため農園は非常に忙しい。しかし、従業員は皆やりがいを持って農業と向き合っている。南雲さんの教えと実務で培った経験を元に、農業に対する考えをしっかりと確立しているのだ。農業はマニュアル化できない部分が多く、また、作物の育成から収穫までには長い時間を要する。「若者に農業のやりがいを伝えるのはとても難しい。ただ、それだけにやりがいがある。」そう話す南雲さんの言葉は力強い。

  • 若手育成にも積極的な農園ビギン 若手育成にも積極的な農園ビギン
  • 安心・安全で美味しいものを作り続ける 安心・安全で美味しいものを作り続ける
  • 田植え前の苗 田植え前の苗
  • 湧き水が貯められている 湧き水が貯められている
  • 農園ビギン代表南雲信幸さん 農園ビギン代表南雲信幸さん
  • スイカやメロンも育てている スイカやメロンも育てている

生産者紹介

南雲 信幸さん
南雲 信幸さん

代表の南雲信幸さん。地元小千谷で生まれ育ち、幼い頃から父親の農作業を手伝っていた。農作物を育てるということに魅力を感じ、学校を卒業後も父親と共に農業に励んでいた。しかし、地元で放棄される田畑が年々増えていくことに危機感を抱くようになる。『自分が何とかしなければ』そんな強い思いから、26歳の時に独立。農業経営の基盤を確立し、規模拡大・多角化を図るため、一農家ではなく農業法人として農園ビギンを立ち上げる。
徐々に事業が拡大し、近年では自社で育てたさつまいもを使ったスイートポテトやプリンの製造も行うようになった。2011年には”持続性が高い農業方法で農園を運営している”という功績が県に認められ、エコファーマー認定を受ける。農業経営者として次世代の担い手を育成し、消費者や地域のみなさまに喜んでもらえる会社に育てたいと話している。

店舗詳細

店舗名称 農園ビギン
住所 新潟県小千谷市坪野1381-1