令和7年度米 新潟県産コシヒカリ「桑谷米」（棚田栽培）

上越市の西部に位置する、桑取（くわどり）・谷浜（たにはま）地区。地元では、それぞれの頭文字をとって「桑谷（そうや）」と呼んでいます。今回は、この地で米づくりに励む「桑谷ファーム」から、棚田栽培のコシヒカリ「桑谷米」をご紹介します。冷たい雪解け水と、昼夜の寒暖差に恵まれた棚田で育ったお米は、粘り強くもっちりとした食感が自慢。冷めても硬くなりにくいため、おにぎりやお弁当にもぴったりです。

棚田は、山の斜面や谷間に沿って階段状に作られた田んぼです。水が上から下へゆっくりと流れるため、田んぼ全体に行き渡り、稲がたっぷりと水分を吸収できます。さらに、水資源が豊富で、昼夜の寒暖差が大きいことも特徴。この環境こそが、豊かな香りと濃厚な甘みのお米を育てます。農地が整備されていないため、平地の田んぼに比べて手間と労力がかかりますが、生産者の丁寧な栽培管理によって美味しい棚田米を収穫できます。

桑谷ファームでは、栽培用水の水質にもこだわっています。稲はお米を実らせるまでに大量の水を吸収するため、水質はお米の味に直結する重要な要素です。使用しているのは、桑取川の上流から直接引いた天然水。ミネラル豊富な雪解け水で育ったお米の味は、口の中で広がる旨味・甘みが段違い！粘り気が強まり、より一層もっちりとした食感に仕上がります。