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新潟市を中心に活動している「行商人」。「もぐり菓子」と名付けた、全国各地の隠れた逸品おつまみを仕入れ、会社や施設に訪問販売するという、尖った事業をしている。

あたりめのハレリー 独自の視点で仕入れたおつまみを発信!

おつまみの行商!?逸品のみを取り扱う、もぐり菓子の専門店

新潟市中央区の「あたりめのハレリー」は、「全国もぐり菓子発掘」をコンセプトにする、おつまみ専門店。コンビニでは出会えない、スーパーでは扱っていないような商品を提供している。選りすぐって仕入れたおつまみは、店舗・イベント・Webにて販売。さらに、地元の商業施設・酒屋・直売所・宿泊施設・アミューズメント施設など、さまざまな場所に卸している。驚きなのが、「行商」を中心にしているということ。会社や施設を訪れ、おすすめを語りながら、昔ながらの手売りをしているのだという。じつは、あたりめのハレリーは、1977年の創業期、この「行商」から始まった。当時は、塩蔵ワカメやこんぶなどの海藻類を取り扱っており、次第に、「あたりめ」のようなおつまみや、菓子類を仕入れるようになったという。2010年頃から行商以外の販売形態をスタートした以降も、顔を合わせ、商品の美味しさを伝え、手渡しで購入してもらえる「行商」を中心にしている。

生産のこだわりとともに、商品の魅力をPR

ハレリーが取り扱う商品は、全国各地の「もぐり菓子」。すなわち、美味しいのに、日の目を浴びていない「隠れた逸品」だ。「例えば、人気商品のカレーピーナッツは、東京にある老舗の豆菓子屋さんで、職人さんが手焼きをしています。看板商品のあたりめも、北海道のメーカーさんが、じつに丁寧に作ってくれています」と、2代目の宇留間義矢さんは語る。どれも、生産者こだわりの逸品のため、大ロットを安定供給することがむずかしく、コンビニやスーパーにはなかなか並ばない。こうした「もぐり菓子」の素晴らしさを、多くの人に知ってもらうことが、宇留間さんの仕事だ。そのためにも、商品を仕入れる前には、かならず「生産のこだわり」を聞いているという。「自信を持って美味しいと言えなければ、行商で魅力をアピールできませんから。生産者がこだわって作っている分、私もこだわって仕入れたい」と、商品に向き合う姿勢を熱弁してくれた。

  • あたりめのハレリー
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生産者紹介

2代目:宇留間義矢
2代目宇留間義矢

新潟市出身。大学卒業後、健康食品メーカーの営業マンとして勤務。東京・大阪・仙台を転々とする。しかし、家業を継いでほしいという両親の願いを受け、新潟市にUターン。行商人として、小学校・保育園・会社などに訪問販売するようになった。「当初は、家業を継ぐことに強い悩みを抱いていました。小さな家業ですし、業態も古い。正直、先行き不安でしたね」と当時を振り返る。しかし、商品と向き合ううち、その素晴らしさを深く実感し、いつしか「腹が決まった」という。現在は、行商のみならず、イベント出店や卸業も展開している。「『小さな店だからこそ取り扱える逸品』があると思います。こうした『もぐり菓子』を多くの人に手に取ってもらいたい」と語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 あたりめのハレリー
住所 新潟県新潟市中央区大島167-16