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新潟の農産物を全国に発信するべく、江戸時代創業の老舗から生まれたブランド。八百屋ならではの目利きで仕入れた野菜や果物を使い、オリジナル商品の製造・販売を行う。

八百屋 半吾兵衛 自社の畑で、社員たちも農業に取り組む

創業200年以上の老舗から誕生したブランド

「八百屋 半吾兵衛(はんごべえ)」は、三条市の青果卸・加工会社「野島食品」から誕生したブランド。新潟の農産物を加工したオリジナル商品の製造・販売に取り組んでいる。野島食品は1811年に創業した老舗で、青果のほか漬物をはじめとする加工品を販売。江戸時代の旅行ガイド『越後土産』には、当時販売していた「わさび漬け」が記されているという。そんな長い歴史の中で、たくさんの農家とつながりを持ってきた野島食品。「農家を元気にしたい!」という思いから、八百屋 半吾兵衛は生まれたそうだ。取締役・野島優輔さんは、「新潟には美味しい野菜や果物がたくさんありますが、県外に出荷することが難しいものもあります。そんな食材を加工して届けることで、新潟の農産物を全国に発信できるのではと思っています」と、思いを語る。また、自社のブランドサイトでは仕入れ先の農家を取材して紹介する特集ページを設けている。こうした多方面からのアプローチで、農産物の魅力を発信している。

野菜を気軽に楽しめるオリジナル商品

八百屋 半吾兵衛の人気商品は、「野菜を野菜で食べる」がコンセプトの「八百屋のドレッシング」。雪下にんじん・越後姫・ル レクチェなど、新潟産の野菜や果物を贅沢に使用したドレッシングだ。果肉感を残し、素材の味や色味を生かして加工。まるで野菜そのものを味わっているかのような感覚で、さらに食材の美味しさも引き立ててくれる。「食材の色味がそのまま出るように加工しています。料理に彩りがプラスされて、目で見ても楽しめるドレッシングですよ」と、野島さん。また、こちらのドレッシングはサラダはもちろん、料理のソースとしても使えるのが魅力だ。自社のブランドサイトでもアレンジレシピを紹介しており、ドレッシングの新しい楽しみ方を発見できる。「八百屋のドレッシングを通じて、新潟の美味しい野菜や果物を全国の人に知ってもらいたいですね」と、野島さんは笑顔を浮かべる。

  • 八百屋 半吾兵衛
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生産者紹介

商品開発:清水大夢
商品開発清水大夢

長岡市出身。県内の栄養士専門学校を卒業し、新卒で野島食品に入社。現在は、漬物をはじめとする商品開発を担当している。「漬物というと、塩分が多くて身体に良くないと思う方も多いと思います。しかし、味付けにだしを使うことで減塩するなどの工夫をしていますね。『漬物=不健康』というイメージを変えたいです」と、思いを語る。また、自社の畑で農作業にも取り組んでいる清水さん。「入社して1年目から、茄子の収穫をしたのを覚えています。実際に自分たちで野菜を育てることで、野菜の収穫時期を把握できたり、生産者さんの気持ちを理解できたりしますよ」と微笑む。

店舗詳細

店舗名称 八百屋 半吾兵衛
住所 新潟県三条市興野1-2-46