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新潟土産の定番、笹団子や餅菓子を製造。2020年からは、製造元の廃業により一時製造が途絶えた新潟銘菓「朱鷺の子」の製造販売を引継ぎ、同じ味を生み出している。

にいがた匠の杜株式会社 新潟市江南区に社屋を構える「にいがた匠の杜」

新潟銘菓を製造・販売

新潟銘菓「朱鷺の子」や、土産物の定番、笹団子・ゆべしなどを製造する「にいがた匠の杜」。同社の前身は、佐渡市で餅菓子やまんじゅうなどを製造していた「おけさ製菓株式会社」だ。1971年創業のこの会社が、観光土産の企画・製造などを行う新潟県観光物産グループに加わることになり、佐渡市から新潟市江南区に移転。2019年に現在の社名となり、佐渡産牛乳を加えたぎゅうひ餅や、ブランド枝豆の黒埼茶豆のペーストを使った枝豆饅頭など、地元新潟の名産品を使用した土産物を製造・販売している。

新潟銘菓・朱鷺の子を受け継ぐ

朱鷺の子は、もともと加茂市の老舗和菓子店「あめ友商店」が製造していた新潟銘菓。新潟の「お土産ランキング」でトップ10に入る人気商品だったが、2020年4月「あめ友商店」が廃業し、朱鷺の子の製造がストップしてしまったという。そこで声が掛かったのが「にいがた匠の杜」。以前から同業者として親交のあった同社は、「あめ友商店」の近藤元社長から朱鷺の子を製造してくれないかと話をもちかけられる。大切な新潟銘菓を絶やさず作り続けることにハードルの高さも感じたが、あの銘菓をまた届けたいと使命感に燃え、引き継ぐことを決意。当初は「あめ友商店」からレシピを譲ってもらい製造しようと考えたが、長年の熟練の職人技から生まれる味は、レシピのみではとうてい同じ味は表現できなかった。そこで、「あめ友商店」の職人で元社長の近藤友一さんをスタッフとして迎え入れ、製造方法を間近で教えてもらうことに。こうして、多くの人々が待ち望む「朱鷺の子」が再び製造できるようになり、新潟県民から愛される「朱鷺の子」が再び販売されることとなった。

  • にいがた匠の杜株式会社
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生産者紹介

工場長:幾野 政和
工場長幾野 政和

新潟市中央区出身。音楽系の専門学校を卒業後、一度はミュージシャンを目指すも、横浜で機械メーカーに就職。その後、故郷の新潟に戻りたいと考えUターン。にいがた匠の杜株式会社に入社した。営業や仕入れ・製造まで幅広く担当し、商品開発や企画製造などにも熱心に取り組む姿勢を買われ、2019年に工場長に就任。商品作りを通して、新潟のおいしいものを発信したいと日々業務に当たっている。また、「今後は今までにない商品も生み出していきたい」と意気込みを語る。

店舗詳細

店舗名称 にいがた匠の杜株式会社
住所 新潟県新潟市江南区江口2071−2