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長岡市で5代続く米農家。「稲を元気にするため」のオリジナルの栽培方法で、米の美味しさを追求する。また農薬と化学肥料の使用を抑え、安心・安全な米を届けている。

百姓五代目又太郎 豊かな自然に囲まれた又太郎の田んぼ

長岡で美味しい米作りを追求

越後平野が広がる長岡市の南西部に位置する深沢町。信濃川が上流から運んだ肥沃な土壌が堆積し、水源が豊富で米作りに適したエリア。「魚沼産コシヒカリ」の産地に隣接し、良質な米が育つ環境が整っている。「百姓五代目又太郎」は、この地域で明治時代から5代続く米農家。代表・石橋一寛さんが、コシヒカリや新之助、ミルキークイーンといった米を中心に、小麦や大豆など様々な農作物を手掛けている。「毎日食べるお米だから、安心して食べてもらいたい」と、安全・安全な米作りにもこだわり、農薬と化学肥料の使用を抑えた特別栽培を採用。石橋さんは、「秋冬は風味豊かな新米ならではの味わい、春には低温貯蔵することによって増した甘みを楽しんでほしいですね。また、年間を通じて美味しい米を消費者に届けるため、夏は籾(もみ)のまま低温貯蔵しています」と語る。

稲と相談しながら、最高の米を育てる

安心・安全で、美味しい米作りを追求する、百姓五代目又太郎の石橋さん。栽培で心掛けていることは、「元気な稲が育つように、手助けをすること」だという。その特徴は、水の管理方法にも現れる。収穫が近くなる夏には、水をあまり与えないのが一般的。だが、「暑すぎると人間もバテてしまいますよね。稲も同じで、暑い日が続くとデンプンを消耗して痩せてしまいます」と、稲のために水を多く与えている。また稲は、肥料がほしい時、病気にかかりそうな時の表情があるという。「その時々の稲の表情を見て、声を聞いて、稲と相談しながら元気に育つよう手助けをしています」と、石橋さんは語る。のびのびと育てられた稲は、病気にも強く、大粒な穂を実らせ、食味の良い米に仕上がるのだ。

  • 百姓五代目又太郎
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生産者紹介

代表:石橋一寛
代表石橋一寛

長岡市出身。県の農業普及指導員として、農家に向けて経営や米の栽培方法を指導をしていたが、「自分でも美味しいお米を育てたい」と30歳で実家に戻り、米農家を継いだ。「ある時、すごく美味しいコシヒカリを食べたんです。『こんなに美味しいコシヒカリが育つんだ』と感動したんですよ。マニュアルに沿った育て方ではなく、自分なりに工夫して美味しいコシヒカリを育てたい」と石橋さん。あえて寒暖差がある時期に出穂するように田植え時期を調整したり、収穫前にたっぷりと水を与えたりして、元気な稲を育てている。「米作りには、まだまだ可能性があると思います。今後も美味しいお米を届けるために、稲の声を聞きながら、より良い栽培方法を追求していきたい」と、力を込めた。

店舗詳細

店舗名称 百姓五代目又太郎
住所 新潟県長岡市深沢町592‐1