有限会社 ファクトリー童夢
新潟県佐渡市 店舗カテゴリ:水産加工佐渡産の水産品を全国に届けるファクトリー童夢。佐渡海洋深層水で育てた黒アワビや本ズワイガニは全国的に大人気。食材を活かした加工品の製造にも力を入れています。
佐渡の美味しい海の幸を全国に届ける「ファクトリー童夢」
新潟県の佐渡島といえば、寒ブリ、本マグロ、真鯛、のど黒、トビウオ、南蛮エビ、本ズワイガニ、黒アワビ、サザエ、岩ガキなど、数えたらキリがないほど豊富な海の幸が有名だ。そんな恵まれた土地にファクトリー童夢はある。人口が年々減少傾向にある佐渡を盛り上げるために2004年に設立された。佐渡島の南東部に位置する松ケ崎地区に本社を構え、日本海で捕れた食材を全国に発送している。
佐渡海洋深層水で育てた黒アワビとズワイガニに注文が殺到!
ただでさえその品質の高さから全国から人気が集まる佐渡の魚介類だが、ファクトリー童夢ではさらに食味を向上させるためにひと工夫加えている。それは水揚げされた水産品を佐渡海洋深層水で一定期間育ててから発送するというもの。この海洋深層水は日本海固有と呼ばれる年間を通じて水温が1℃前後と非常に冷たく安定した海水で、水深332mからパイプラインにより供給されている。この佐渡海洋深層水で育てると、不純物が排泄され、雑味のない味わいになる。ファクトリー童夢では実際に黒アワビや本ズワイガニを佐渡海洋深層水で育てており、全国の市場から注文が殺到する程の人気を集めている。
素材の味を活かした加工品の製造もスタート
創業以来、佐渡の水産品を全国に届けてきたファクトリー童夢だが、それぞれの食材を活かした加工品の製造にも取り組み始めた。まずとりかかったのは「いかの沖漬け」。沖漬けとは本来採れたて新鮮な状態のまま、沖で漬けることから「沖漬け」と言われているが、出回っている商品の多くはそのような作り方はされていない。ファクトリー童夢では実際に船の上で特性ダレに漬けられたいかを3D冷凍という方法で急速冷凍している。この製法は解凍後も美味しさを損なわない最新技術で、今後はいか以外の食材も加工し、全国に発信していきたいと考えている。
生産者紹介
専務土屋一彦
佐渡市出身。佐渡の水産品を全国に届ける有限会社ファクトリー童夢の代表。県外で大手自動車メーカーの営業など、会社員として長年勤務していたが、地元である佐渡に貢献できる仕事がしたいという想いから佐渡に戻る。まずは豊富な海の幸を全国に届けようと考え、個人で事業を開始。その後、佐渡海洋深層水で育てた魚介類が美味しくなることを知り、2004年にファクトリー童夢を設立し、黒アワビや本ズワイガニの発送を始めた。それらはすぐに評判を呼び、今では全国から注文が殺到するまでになった。さらに、佐渡産の美味しい食材を活かした加工品の製造にも取り組んでおり、新潟県内のホテルや旅館で提供されている。今後もこの加工品製造に注力し、佐渡産の食材を全国に発信していく。
店舗詳細
店舗名称 | 有限会社 ファクトリー童夢 |
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住所 | 新潟県佐渡市松ヶ崎828-6 |