新潟直送計画からのお知らせ

#新潟直送計画で買ったよ キャンペーン5月のプレゼント

佐渡の豊かな文化を「未来へ引き継ぐ」ことを使命とする団体。佐渡民謡や人形芝居、わら細工やおけさ笠など、佐渡ならではの芸能や工芸品を全国に発信している。

佐渡文化財団 佐渡民謡の象徴「おけさ笠」

島の日常に根ざした文化を、次世代へつなぐ

新潟県佐渡島には、金銀山の繁栄や北前船の寄港地としての歩みがもたらした、豊かな文化体系が今なお息づいている。2024年には「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されるなど、その歴史的価値は世界に認められた。一方で、少子高齢化に伴う担い手不足により、古くから守られてきた伝統技術の継承が危ぶまれている現状もある。2018年に設立された佐渡文化財団は、こうした佐渡の豊かな文化を「未来へ引き継ぐ」ことを使命としている。若い世代が自らの郷土を愛せるよう教育機関と連携した「継承」、伝統を尊びつつ新たな文化創生に挑む「活用」、そして島内外へ魅力を届ける「発信」。これら3つの柱を軸に、佐渡民謡の祝祭や人形芝居、わら細工やおけさ笠のワークショップなどを実施して、一人一人が文化の継承者であるという意識を高めるための活動に取り組んでいる。

職人の手仕事が支える、伝統の装い

佐渡おけさや相川音頭といった、佐渡民謡の踊り手に欠かせないものが「おけさ笠」。国産のイグサを編み上げた笠は、熟練の職人が数日かけて形にする手仕事の結晶だ。美しさの要となるのは、素材となるイグサの選別。「イグサの太さをそろえることで、仕上がりに格段の差が生まれます。縁がきれいなアーチを描くよう、ひと編みずつ心を込めています」と、おけさ笠職人・渡辺ハツミさんは語る。細部へのこだわりこそが、かぶった時に最も格好良く見える「美しいシルエット」を生み出す。長年の経験に裏打ちされた「曲線の美」は、佐渡民謡を彩る大切なエッセンス。2026年では、島内でこの技術を持つ職人はわずか10名ほどだという。「おけさ笠を購入していただくことが、技術の継承につながります。佐渡へお越しの際は、おけさ笠をかぶって、いっしょに佐渡おけさを踊ってみませんか」と、渡辺さんは微笑む。

  • 佐渡文化財団
  • 佐渡文化財団
  • 佐渡文化財団
  • 佐渡文化財団

生産者紹介

おけさ笠職人:渡辺ハツミ
おけさ笠職人渡辺ハツミ

佐渡市出身。島内で活動している数少ない「おけさ笠職人」のひとり。2010年に結成された「おけさ笠の会」に所属。「おけさ笠」を編む技術を伝承し、佐渡ならではの文化を守るため、佐渡文化財団と協力して講習会も開催。熱心に指導にあたり、新たな文化の担い手の育成にも力を注ぐ。「講習会に参加してくださった方が、『おけさ笠の会』に入ってくれた例もありますよ」と、渡辺さんはほほ笑む。伝統を守る責任感と、手仕事への実直な想いを胸に、佐渡の文化を紡いでいる。

店舗詳細

店舗名称 佐渡文化財団
住所 新潟県佐渡市畑野甲533 畑野市民センター3階