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代々、農作物の味にこだわり続け、常に試行錯誤を続けてきた早川農興。生産する米や枝豆は極上の味わいで、国内トップクラスの品評会にて数々の表彰実績を持つ。

早川農興 太くたくましい茎に硬く締まった葉の伸びる稲。健やかな成長が絶品米を生む

農作物の味にこだわり続けてきた農家

早川農興は燕市にて、米と枝豆を生産する農家。米は、最も広く栽培される「コシヒカリ」のほか、甘味の強い「いのちの壱」という品種を栽培している。農協出荷を販売の中心にしていた20年以上前から、味にこだわった栽培を続けてきた。農作物の美味しさは折り紙つきで、2016年8月の野菜ソムリエサミットにて、「早川さんの枝豆」が銀賞を獲得。また、当時栽培していた紫いもは、2016年12月開催の同サミットにて金賞を獲得した。美味しさの秘密は、徹底した栽培研究にある。農産物の生育に関わる要素は多岐に渡るが、生産は1年に1度しかできない。早川農興では、各田畑ごとで作業のタイミングや与える肥料の種類を変えることで、1年間に何通りもの栽培方法を試している。こうすることで、農作物が最も美味しくなる方法に最短の時間でたどり着けたのだ。

科学的な分析をもとに極上の米を生産する

早川実さんに代替わりした1995年頃から、早川農興は農作物の自社販売体制へと切り替えてきた。自ら販売するにあたり、食味を追求することが必要と考えた早川さんは、植物の生育について科学的に学んだ。その結果、肥料の最適な配合・分量が分かり、明確な基準で毎年の改善をおこなえるようになった。稲は必要な栄養素を余すところなく吸収することで、根を強く張り、茎を太く成長させる。見るからにたくましく健康に育った稲からは、極上の米を収穫できるようになった。その成果として、味わいのみで評価される品評会「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」にて、2018年度の優良金賞を獲得した。

  • 早川農興
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生産者紹介

4代目:早川 実
4代目早川 実

燕市にて代々続く農家に生まれる。農業は買取価格が決まっていることから面白さを感じられず、当初は農家を継ぐつもりがなかったという。父の頼みを受け、米の栽培を担当するようになってから、生産米の全量を自社販売するように切り替える。仕組みや原理を突き詰めることをモットーにしており、稲の栽培を科学的に学習した。美味しく育った生産米の美味しさを証明するべく、国内でも有名な品評会へ挑戦。数々の賞を獲得している。米の味をまだまだよくできると感じており、常に試行錯誤を絶やさない。

店舗詳細

店舗名称 早川農興
住所 新潟県燕市東太田8428