JATs食彩館
新潟県糸魚川市 店舗ジャンル:農家・農業法人糸魚川市の農業生産法人が運営する店舗。自社で生産した農産物・加工品を販売する。能生川の清らかな水を吸って育った米は、みずみずしく、豊かな甘み・旨味が自慢だ。
地域の農作業の受託からスタート
「JATs(ジャッツ)食彩館」は、糸魚川市能生谷(のうだに)地区の自社農場で生産した農産物や、その加工品を販売する店舗。インパクトのある名前は、「Japan Aguri Teams」の頭文字を取って名付けられた。JATs食彩館を運営する農業生産法人「JATs有限会社」は、地域の農業従事者の高齢化を背景に、誕生したという。「もともとは土建をしていたのですが、年をとって農作業をするのが難しくなった方々から、田打ち(田起こし)や稲刈りだけでもお願いできないかと依頼が来たんです」と、作業責任者の笠原一久さんは語る。その後、すべての作業を担うことになり、2006(平成18)年に農業生産法人として設立された。近年では稲作のほか、農薬を一切使用せずに栽培するよもぎ・きく芋・カモミールなどを使った加工品も手掛け、ネット販売を中心に人気を集めている。「目指すのは、この地域の産業を衰退させないこと。そして、農業でもきちんと暮らしていけることを示していきたいです。若い方々にも『やってみようか』と思ってもらえるような、手本になれればと思います」と、笠原さんは力を込めた。
自然豊かな能生谷地区で取り組む米作り
JATs食彩館が主力とするのが、米。新潟県内で広く流通する「BL品種」のコシヒカリだ。「能生谷地区は、昔から稲作が盛んな地域です。この土地で作るなら、お米以外には考えられません」と、笠原さんは語る。美味しい米が育つ秘密は、地区内を流れる能生川(のうがわ)。標高1000メートルほどの雄大な山々から、豊富な雪解け水が流れ込む。この川の冷たく清らかな水が、常に圃場を潤すことで、みずみずしい米に育つのだ。栽培のこだわりは、春先に「フルボ酸」をすき込むこと。フルボ酸は、土の中で長い年月をかけて生成される有機酸。土壌の菌の働きが活発になり、植物の根張りが良くなるという。「人で言うと体力をつけるイメージです。この一手間で、少ない肥料でも元気に育ちます」と、笠原さん。手塩にかけた米は、粒立ちの良さと豊かな甘み・旨味が魅力。その優れた食味に、米・食味鑑定士から高評価を獲得した。リピーターや年間契約も多く、年々ファンを増やしている。
生産者紹介
作業責任者笠原一久
糸魚川市出身。2009(平成21)年に、農業生産法人「JATs有限会社」の関連会社に入社。2016(平成28)年から、春の育苗から秋の乾燥・仕上げまで、稲作作業全般に携わる。できる限り農薬や化学肥料に頼らない栽培にこだわり、「フルボ酸」などを活用した米作りに取り組む。「人の口に入るものなので、安心して食べられることは、基本中の基本です」と、笠原さん。「その上で皆様から、『美味しい』『また食べたい』と感動していただけるようなお米を作っていきたいと思っています」と、笑顔を見せた。
店舗詳細
| 店舗名称 | JATs食彩館 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県糸魚川市大字柱道734-4 |













































