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新潟市南区にある養蜂場。百花蜜をはじめ、アカシア・そば・栗などの種類豊富な天然はちみつを生産している。どれも花の香り豊かでフルーティー味わいを楽しめる。

中村農園 県内各地にミツバチの巣箱を設置

自然豊かな土地で養蜂場を営む「中村農園」

新潟市南区は、ル・レクチェやぶどうといった果樹栽培が盛んな地域。中村農園は、自然豊かなこの地で養蜂場を営んでいる。代表の中村和雄さんは、代々続く農家。現在も、コシヒカリやワイン用ぶどうの生産を行っている。「米作りをやりながら、ずっと養蜂をやりたいと思っていたんです。そんな時に、銀座のビルの屋上で養蜂をしている『銀座ミツバチプロジェクト』を知りました」と、中村さん。持ち前の行動力で実際に銀座まで足を運び、養蜂についてイチから学んだ。2010年には、所有する農地を利用して念願だった養蜂を開始。中村さんになぜ養蜂をはじめたのか尋ねると、「農業の中でも、養蜂は一番自然と触れ合うことができるでしょ。それが魅力的だったんだよね。ミツバチの力を借りながら、自然の恵みをいただいています」と、楽しそうに語る。現在、中村農園では西洋ミツバチをメインに飼育しているが、養蜂家の間で扱いが難しいと言われている日本ミツバチも飼育。もともとは、日本ミツバチのみではちみつを生産していたというから驚きだ。「今は、日本ミツバチのはちみつは全体の1割くらいかな。運が良ければ採れますよ」と、中村さんは教えてくれた。

種類豊富な天然はちみつを生産

中村農園では、さまざまな花の蜜が入った「百花蜜」をはじめ、アカシア・クローバー・そば・栗など、個性豊かな天然はちみつを生産している。種類によって異なる香りや味わいを楽しめる。中村さんは、自分の養蜂場のほか、田上町のそば畑・五泉市村松地区の栗園・大きな藤棚で有名な「北方文化博物館」の敷地内といった、県内各地にミツバチの巣箱を設置。どれも中村さん自ら現地へ足を運び、設置するための交渉を行っている。また、美味しいはちみつを生産するための秘訣について、「一番大切なことは、ミツバチにやさしく接すること。ミツバチがストレスなく健康に過ごせるように心がけています」と、中村さんは語る。丁寧に飼育したミツバチが運んだ天然のはちみつは、「フルーティーでとっても美味しい」と多くのリピーターから評判だ。

  • 中村農園
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生産者紹介

代表:中村和雄
代表中村和雄

新潟市南区出身。18歳の頃に就農し、現在もコシヒカリやワイン用ぶどうの栽培をしている。ある時、農業雑誌で銀座のビルの屋上で養蜂を行う「銀座ミツバチプロジェクト」を知る。「ずっと、養蜂をやりたいと思っていたんです。雑誌で見てピンときたんだ」と語る。実際に銀座まで足を運び、養蜂について学んだという中村さん。2010年には、所有する農地を利用して養蜂をはじめる。現在は、自分の養蜂場のほか、田上町のそば畑や五泉市村松地区の栗園などにも巣箱を設置している。「たくさんの人に天然はちみつの美味しさを知ってほしいですね」と、中村さんは笑う。

店舗詳細

店舗名称 中村農園
住所 新潟県新潟市南区茨曽根6181