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長岡市栃尾地区に伝わる「栃尾の油揚げ」を製造する会社。伝統の製法と現代の技術を融合させて作る生地は、歯ごたえ・うま味十二分で食の安全にも配慮されている。

栃尾豆庵 本社に併設された販売所兼食堂。県外からも多くの人が訪れるグルメスポット

伝統と衛生面を両立させた美味しい油揚げ作り

長岡市栃尾地区にある栃尾豆庵は、全国的にも知られるご当地グルメの「栃尾の油揚げ」を製造する会社。工場を2ヵ所持っており、国産大豆を使った「高品質の油揚げ」と、北米産大豆を使った「リーズナブルな油揚げ」を生産している。各工場には、特注で作った機械が導入されている。油揚げの生地から水を絞り出すために使用する、伝統的な「竹すだれ」を模した構造だ。「ステンレス製のため衛生的で、量産を実現しつつ伝統的な製法を守れる」と代表の土田さんは語る。美味しさはもちろん食の安全に配慮した栃尾豆庵の油揚げは、広い地域の小売店や居酒屋にて取り扱われている。さらに、本社・第1工場に併設された販売店では、商品を直接購入できるほか、食堂にて定食を堪能できる。地元のみならず県外からも多くの人が足を運ぶ人気のスポットだ。

現代の食事シーンに合わせた惣菜商品の開発

栃尾豆庵では、栃尾の油揚げを使った惣菜作りに取り組んでいる。油揚げはひと手間加えないと食べられないが、忙しい現代は手軽に食べられる惣菜の需要が伸びており、栃尾豆庵でも消費者からの要望を受けて2013年頃から商品開発をスタート。新潟定番の味付け「味噌漬け」や、人気の「明太マヨ」など、実に14種類以上もの商品を販売してきた。商品はレンジで温めるだけで調理完了。手早く晩御飯の用意ができる上、食べごたえがあって満足度が高く、主婦の強い味方として人気を集めている。栃尾豆庵では、今後も惣菜商品の開発を積極的に取り組むという。さらに、栃尾の油揚げを使ったレシピを次々と考案することで、この地域グルメがより身近に感じられるよう挑戦している。

  • 栃尾豆庵
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生産者紹介

代表取締役:土田泰盛
代表取締役土田泰盛

長岡市栃尾地区出身。もともとは県内企業に勤務していたが、父が栃尾豆庵を創業したことを受けて家業に加わった。家族・親戚の協力も得ながら事業を拡大させ、現在は地域に数ある栃尾の油揚げ専門店でも一目置かれる存在となっている。生産においては、「生地作り」を最も大切にしているという。生地の出来栄えこそが美味しさに大きく影響するとして、伝統的な製法と衛生的で安定した生産を両立させる特注の機械を導入しており、油揚げ作りにかける情熱が伺える。近年は、需要の変化に合わせて簡単に調理・食事できる栃尾の油揚げを使った惣菜の開発にも注力。5年間で実に14種類以上の商品を発売してきた。「今後も伝統の製法を守りながら時代に即した食品を作り続け、栃尾の油揚げを後世に残していきたい」と熱く語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 栃尾豆庵
住所 新潟県長岡市吉水1631-1
営業時間 8:00~17:30
食堂 11:00~14:00
販売所 8:00~18:30 ※売り切れ次第閉店