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新発田市で明治23年から愛される老舗菓子舗「和泉屋」。名物のごままんじゅうは午前中で売り切れるほどの人気商品。昔ながらの手作りにこだった優しい味わいを提供する。

ごままんじゅう 和泉屋 先代から受け継ぐ伝統の製法を忠実に。変わらない懐かしい味わいが人気

新発田を代表する老舗菓子舗「和泉屋」

新発田市を代表する和菓子舗「ごままんじゅう 和泉屋」。新発田駅から駅前通りを抜け、本町の方へ10分ほど歩くと開ける商店街の一角に位置する。名物「ごままんじゅう」や、笹団子といった餅菓子や、「くるみがんじき」、最中など、和菓子を多数販売している。創業したのは、明治23年。創業者は米農家に生まれ、日常的にまんじゅうを作っていたという。そんな中、ごまが体に良いことに着眼し、炒りごまをすって大福にまぶした菓子の販売を開始。食べてみた近隣の住人から「美味しくて止まらない」と好評を受け、評判になったという。それから1世紀以上経った現在でも、ごままんじゅうとして新発田市民を中心に愛されている。

「ごままんじゅう」は愛される故郷の味

「新発田市の和菓子屋といえば和泉屋」と話され、市民にとっては故郷の味となっているほど有名な和泉屋のごままんじゅう。初めて食べる人は決まって、黒ごまがまぶされた真っ黒な見た目にインパクトを受ける。製造方法は創業時から変わっておらず、昔ながらの手作りで、無添加だ。そのため、柔らかな食感が保たれるのは製造日のみ。余計なものが入っていないからこそ、消費期限は短いが、味わいは格別だ。まんじゅうと名前がついているが、小麦粉は一切しておらず、おはぎに似た餅菓子にあたる。おはぎは米の粒感を残したまま仕上げるが、ごままんじゅうには杵つき餅を使用しているため、あんこ・ごまと合わせて滑らかな食感が楽しめる。和泉屋でしか味わうことができない優しい美味しさにこだわった末、「新発田ブランド」に選ばれ、市から「地域ならではの魅力ある商品」であると認められた。1日2,000個以上売り上げることもあるほど大人気なごままんじゅうは、売り切れ必至。午前中でなくなってしまうこともしばしばだ。和泉屋では、より多くの人に食べてもらいたいという想いから、急速冷凍機を導入。遠方からの注文にも真摯に対応している。

  • ごままんじゅう 和泉屋
  • ごままんじゅう 和泉屋
  • ごままんじゅう 和泉屋
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生産者紹介

代表取締役:高田 恵美子
代表取締役高田 恵美子

新発田市出身。和泉屋の跡取りとして生まれ、昭和57年頃に代表へ就任した。店は家族3名と従業員4名ほどで切り盛りしており、その中で高田さんは、製造から経営まで、幅広い業務を担当する。
名物のごままんじゅうは、日々おおよそ1,000個製造。仕込みは夜中から始まるため、毎日の製造は大変だが、お客様に喜んでもらえることがエンジンになっているという。「創業から伝わる伝統の製法に忠実に、お客様に何年も食べ続けてもらえるような菓子作りを続けていく」と意気込む。

店舗詳細

店舗名称 ごままんじゅう 和泉屋
住所 新潟県新発田市中央町2-1-17
営業時間 9:00~18:30
定休日 元日