食卓に馴染むモダンな雰囲気が魅力の酒器
手仕事の風合いを感じられます 
取材担当：廣川手仕事の風合いを感じられる美しい鎚目が魅力の「鎚起銅器」に、「錫被」という加工を施した酒器。すべて手作業で柄を付けているため、一点ずつの個性が際立ちます。大切な方への贈り物にもおすすめです。
つくり手紹介
新潟県西蒲原郡弥彦村
清雅堂の3代目として生まれる。長岡造形大学院を卒業後、家業である清雅堂に入社。はじめは、産業製品よりもアート的なものをつくりたかったという亮太さん。「家業に入ってから、自分がつくりたいものよりも、お客さんが日々の生活の中で使うものに関心が移ってきました」と心境の変化を語ってくれた。2010年頃には、湯沸かしの最高峰と言われる「耳口打出」の技術を習得。一枚の板から注ぎ口や取っ手を取り付ける部分まで打ち出す、とても高度な技術だ。「伝統技術を継承しながら、お客さんに喜んでもらえる製品をつくっていきたいですね」と、亮太さん。「鎚起」職人として、情熱を持ってものづくりを行う。
錫と銅2つの質感を楽しめます 「錫被」加工によって柄を表現した鎚起銅器
弥彦山の麓に工房を構える「鎚起工房 清雅堂」は、地元の伝統工芸品として知られる「鎚起銅器（ついきどうき）」を製造しています。今回は、「錫被（すずきせ）」という加工によって、独特な柄を表現した酒器（ぐい呑み・ちろり）をご紹介。銅で本体を成形した後、表面に薄く錫を引いて「錫被」加工を行っています。手仕事のやさしい風合いと、モダンな雰囲気を合わせ持つ酒器は、毎日の食卓によく馴染みます。
すべて手づくりの一点モノ 手仕事ならではの味わい深さを感じる
「鎚起銅器」とは、一枚の銅板を打ち絞ることで成形した銅製品。燕市を中心とした県央エリアで、古くから伝わる技術です。清雅堂では、「へら絞り」から「鍛金」まですべて自分たちで行い、手に馴染みやすい曲線美を表現。成形過程で荒れた表面は、金鎚で打ちながら鎚目（つちめ）を付けていきます。角度を変えるたびに美しく輝く鎚起銅器は、手仕事ならではの味わい深さを感じられます。
溶かした錫を手引きします 銅と錫の性質を活かした加工「錫被」
今回ご紹介する製品は、全体的に「錫引き」されています。錫引きをする前にマスキングしておくことで、本体の銅が残り、柄が浮き出ます。柄の部分は、銅にしか反応しない溶液を使った「硫化発色」で、渋みのある濃茶色に。マスキング・錫引き・発色、すべて手作業で行うため、同じものは一つとない個性的な酒器が出来上がります。
ラインナップ
1. ぐい呑み
スタイリッシュな形状でモダンな雰囲気のぐい呑み。一点ずつマスキングして仕上げる柄と、美しい鎚目にご注目ください。
2. ちろり 1合
取っ手に籐蔓が巻いてあり、お燗にも使用できるちろり。直火や電子レンジは使用不可のため、湯煎でお楽しみください。
3. ちろり 1.5合
容量1.5合のたっぷりサイズ。1合のちろりと比べると、柄の入り方が若干違っています。
一つ一つ手作業でマスキングして柄を出しています
少しずつ柄が異なります お客様の声
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スタッフレポート！
取材担当：廣川一枚の銅板を打ち絞って成形した「鎚起銅器」に、「錫被」という加工で柄を表現した酒器。素敵な器でいただく日本酒は、いつもの何倍も美味しく感じます！
ひんやりと冷たい飲み心地今回は、鎚起銅器のぐい呑みで冷酒をいただきます（熱伝導率が高い銅製品は、お燗での使用はお控えください）。ちなみに、ちろりは取っ手に籐蔓が巻いてあるため、お燗でも使用できますよ！
落ち着いた光沢感でモダンな雰囲気の酒器は、食卓でも存在感を放っています。では、さっそくいただきます～。口に触れるとひんやり冷たく、スーッと日本酒が流れ込んでくる感覚です。手仕事の美しさに見とれながら、どんどんお酒が進んでしまいました……！
日本酒だけではなく、それを飲む酒器にまでこだわると、いつもの晩酌がより上質な時間になります。長年愛用することで味わいが増してくるため、経年変化も楽しんでみてください！
お届けについて
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商品イメージ
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のしイメージ
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化粧紙イメージ（のし付の場合のみ）
| 場所 | 外のし(二重包装) |
|---|---|
| 形状 | 普通のし |
| 表書き | 寿(紅白蝶結び) / 御祝(紅白蝶結び) / 御中元 / 御歳暮 / 御年賀 / 粗品 / 内祝(紅白蝶結び) / 快気祝 / 御新築祝 |
| 名入れ | 対応可能 |
ご注文
鎚起銅器 ぐい呑み・ちろり（錫被）
手仕事の風合いを感じられる美しい鎚目が魅力の「鎚起銅器」に、「錫被」という加工を施した酒器。すべて手作業で柄を付けているため、一点ずつの個性が際立ちます。大切な方への贈り物にもおすすめです。
※写真（調理・盛り付け）はイメージです。
※商品包装・デザインは予告なく変更となる場合があります。
- 「錫被」加工によって柄を表現した鎚起銅器
- 手仕事ならではの味わい深さを感じる
- 銅と錫の性質を活かした加工「錫被」
- 一つ一つ手作業でマスキングして柄を付けています
- ひんやりと冷たい飲み心地です
「鎚起工房 清雅堂」が手掛ける、一枚の銅板を打ち絞って成形した「鎚起銅器（ついきどうき）」の酒器（ぐい呑み・ちろり）。今回は「錫被（すずきせ）」という加工によって、柄を表現しています。手仕事のやさしい風合いと、モダンな雰囲気を合わせ持つ酒器は、毎日の晩酌に使いたくなる逸品です。
| ページ番号 | 0808-003 |
|---|---|
| 販売元 | 鎚起工房 清雅堂 |
| 注文受付 | 注文受付中 |
| 発送目安 | 約3週間後 |
| 発送時期 | 通年 |
| 宅配便 | ヤマト運輸（通常便） |
| 材質 | 純銅・純錫（錫引き用）・焼付樹脂コーティング ※ちろりの取っ手：籐蔓 |
| 容量 | ぐい呑み：約80ml ちろり 1合：約250ml ちろり 1.5合：約350ml |
| 重量 | ぐい呑み：約70g ちろり 1合：約160g ちろり 1.5合：約210g |
| 場所 | 外のし(二重包装) |
|---|---|
| 形状 | 普通のし |
| 表書き | 寿(紅白蝶結び) / 御祝(紅白蝶結び) / 御中元 / 御歳暮 / 御年賀 / 粗品 / 内祝(紅白蝶結び) / 快気祝 / 御新築祝 |
| 名入れ | 対応可能 |
全品送料無料
もしくは「送料込み」の表示価格となっております。
※ちろりは、断熱のため取っ手に籐蔓を巻いてありますが、お燗をする際は火傷にご注意ください。
※使用後は、中性洗剤とやわらかいスポンジでやさしく洗い、乾いた布で水分を拭き取り乾かしてください。
※直火・電子レンジ・食器洗浄機の使用はお控えください。
※手づくり品のため、イメージ画像と実物に若干の誤差があることをご了承ください。
※一度の注文で、複数の配送先を指定することはできません。お届け先ごとに都度ご精算下さい。贈答利用や法人様での複数宛先の発送をご希望の場合には、便利な「おまとめ注文サービス」をご利用ください。
贈答利用に便利な
複数お届け先対応
