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五泉市で10代続く専業農家「せきかわ農園」。手間暇かけて育て上げた特別栽培のさといもは高級料亭からも高い評価を受けるほどの逸品です!

せきかわ農園 総勢5人で農業を営むせきかわ農園

生産量県内一のさといもの名産地「五泉」

せきかわ農園が農業を営むのは越後平野の東に位置しする五泉市。市内を流れる阿賀野川と早出川の豊富な水源により古くから農業が行われてきた。県内の他の地域と同様に稲作をメインとした農業が盛んだったが、昭和の減反政策をきっかけに米以外の作物へ移行していった。その中で質の高いさといもの栽培に成功し、現在での県内一位の生産量を誇るまでになった。河川の氾濫が多く発生してきた五泉市は肥沃でありながら、地中は砂利の層になっていることで水はけの良い土壌環境に恵まれている。この水はけの良さがさといもの栽培には最適で、一大産地となったのだ。せきかわ農園もこの名産地でさといもを作り続けてきた。次第にその美味しさが評判を呼び、今では県内外の高級料亭から注文が来るほどの人気がある。せきかわ農園のこだわりは特別栽培。つまり、農薬と化学肥料を通常の50%以上減らして栽培しているのだ。はじめは安全への配慮を目的に特別栽培に乗り出したが、結果的にこれが食味の向上につながった。化学肥料を使わないため、良質な堆肥を使って栄養分を補うことになり、五泉市でも指折りの美味しいさといもを作り上げることができたのだ。

若者が憧れるカッコイイ農家を目指したい

近年は増々高齢化が進み、農家が減少し続けている。せきかわ農園も農業をやめた近隣の農家から農地を譲り受け、年々面積が拡大している。このまま農業を衰退させたくないとの想いから、関川社長は同年代の農家とのつながりを大切にしている。重機の共同購入や情報交換を行い、互いに助け合いながら新潟の農業を支えているのだ。また、今後の農業の発展には若い担い手が必要不可欠と考え、若者が憧れるカッコイイ農家を目指している。これまでの古いイメージを払拭し、農家の地位向上に取り組んでいく。また、雇用の受け皿となるために農園を法人化し、さらに規模を拡大させていく。

  • 丁寧に育て上げたさといも 丁寧に育て上げたさといも
  • 手作業で選別 手作業で選別
  • 収穫後はビニールハウスで土がついたまま保管 収穫後はビニールハウスで土がついたまま保管
  • さといもをキレイに磨く機械 さといもをキレイに磨く機械
  • 主力商品はさといも 主力商品はさといも
  • 大玉の2Lサイズを直送 大玉の2Lサイズを直送
  • 新潟の郷土料理「のっぺ」 新潟の郷土料理「のっぺ」

生産者紹介

10代目:関川義之さん
10代目関川義之さん

五泉市生まれ。米とさといもをメインに栽培するせきかわ農園の10代目。就農以前はクレーンの運転士として全国各地で働いてきた経験を持つ。はじめは農家を継ぐことに抵抗があったが、今後の農業に危機感を感じ2006年に就農を決意。幼少のころから作業の手伝いはしていたが、専業農家としてのスタートは右も左もわからない状態だった。そこで近隣の農家とのつながりを積極的に持つことで情報交換を行ってきた。少しずつ知識を身につけ、現場での経験を積んできた。農薬と化学肥料を減らした特別栽培を行い、安全で質の高い農作物の生育にこだわっている。特に自慢のさといもは高級料亭でも採用されるほど評価の高い逸品。今後は担い手不足を解消するためにも、若者が憧れるような農家になりたいとのこと。また、同年代の仲間と協力し新潟を農業から盛り上げていく。どんどん農園の規模を拡大させていきたいと話すその姿はエネルギーに満ちている。

店舗詳細

店舗名称 せきかわ農園
住所 新潟県五泉市一本杉350